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秋田県北初の屋内モール型商業施設「イオンタウン能代」

イオンタウンは11月27日、秋田県能代市にショッピングセンター「イオンタウン能代」をオープンする。核店舗の「イオンスタイル能代東」を含む32店舗が出店し、天候の影響を受けにくい県北地域初の屋内モール型商業施設としてワンストップショッピングに対応する。

所在地は秋田県能代市鰄渕字古屋布1番。秋田自動車道の能代東ICに近いことから、秋田県北部全域の広範囲からの集客を見込む。基本商圏は車40分圏、世帯数約43,000世帯、人口約99,000人。

規模は、敷地面積95,213m2、延床面積31,651m2で、駐車場はエリア最大級の1,500台。秋田県内初出店9店舗を含む32の専門店が出店する。

核店舗はイオンスタイル能代東で、コンセプトは「秋田県北部の衣食住文化の創造・発信店舗へ」。能代市を中心とした県北部の“食”文化の発信、日々のくらしに必要な“衣・住”を支える店舗を目指す。

イオンスタイル内で医薬品や化粧品などを提供する「グラムビューティーク」や処方せんを取り扱う「イオン薬局」、地域の子育てを応援する専門店「キッズリパブリック」を展開。キッズリパブリックでは、知育玩具や人気のおもちゃ、子供服、ベビー用品やベビーフードなどを取り揃える。

サービス面では、秋田エリアでは初となる、イオン東北ネットスーパーの注文商品を車に乗ったまま受け取れる「ドライブピックアップ!」を導入。ネットスーパーの注文商品を公共施設に設置した専用ロッカーで受け取れる「ロッカーピックアップ!」にも対応する。ロッカーは、能代工業団地交流会館や有人コインランドリー トリトンの敷地内に設置される予定で、今後も設置拡大を図る。

Webで注文し、店舗で受け取ることで配送料不要となる「店舗受取りサービス」にも対応。ファッションやベビー・キッズ、化粧品、寝具や家電・インテリアなど、「イオンスタイルオンライン」で注文・決済した商品を店舗の各売場で受け取れる。

そのほか、貸出用の専用スマホもしくは自身の端末にダウンロードしたレジゴーアプリで、客自身が商品のバーコードをスキャンしながら買い物し、専用レジで支払いをする「レジゴー」を導入する。

また混雑情報確認やアプリクーポンなどの機能を搭載したイオンタウン公式アプリを、東北地方では初めて導入。身体が不自由な人専用の駐車場として、専用リモコンを使って駐車区画を開閉する「ハートゲート(リモコンゲート)」が2台設置され、スマホアプリをハートゲートリモコンとして利用できる。ゲートから約30m以内で、車内からゲートの操作が可能となる。

ハートゲート

イオンスタイル能代東以外のテナントとして、ホームセンターの「サンデー」、家電量販店の「ヤマダデンキ」などが出店。サンデーは市内既存店の移転店舗として店舗面積を約1.6倍に拡大し、季節ごとに旬の鉢花を提案する「Sun Fleurs」、自転車安全整備士、自転車技士の資格を持ったスタッフが駐在する「SUNDAY BIKE」を導入する。ヤマダデンキは能代市内で最大級の売場面積の家電量販店として、売場面積を拡大し移転オープンする。

そのほか「未来屋書店」、「ダイソー」、「T’s collection」などが出店。アミューズメント施設として、ゲームセンターや、秋田のプロバスケットボールチーム「秋田ノーザンハピネッツ」とコラボレーションしたバスケットボール体験ブースも設置する。

イオンタウンは地域連携も強化しており、11月24日に能代市と地域連携協定を締結。能代市ご当地WAON「めんchocoのしろWAON」を発行するほか、能代市主催イベントの開催、能代市インフォメーションコーナー設置などに取り組む。

めんchocoのしろWAON