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TeamsやOutlook、OneNoteなどをシームレスに連携「Microsoft Loop」

Microsoftは、TeamsやOutlook、OneNoteなどのアプリを横断的に利用可能とし、作業の効率化を図る“キャンバス”「Microsoft Loop」を発表した。今後数カ月内にMicrosoft 365の新機能として提供開始する。

Microsoft Loopは、「Loop components」「Loop pages」「Loop workspaces」の3つの要素から構成される。

ループコンポーネント(Loop components)は、チャットやメール、ミーティング、ドキュメントなど、仕事の流れの中でコラボレーションを行なうパーツとなっており、TeamsやOutlookなどから呼び出して、Teamsのミーティング内に表を埋め込んだり、Webベースの投票を行なうなど、Office系アプリをシームレスに連携可能にする。

ループページ(Loop pages)は、コンポーネントを整理し、ファイル、リンク、データなどの要素を取り込むめるキャンバスとなり、チームでのデータ共有やコラボレーションが行なえる。

ループワークスペース(Loop workspaces)は、プロジェクトに必要なページやデータなどをまとめて管理できる共有スペース。他の人の作業状況やプロジェクトの進捗なども管理できる。

そのほか、Officeシリーズに新たに動画制作/編集ソフトウェアの「Clipchamp」を追加。また、PowerPointには、プレゼンテーションの録画機能「Recording Studio」を追加し、2022年から提供する。

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