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助言を受けながら投資できるロボアド「アルパカロボ」

⾦融商品仲介業のFanは、AlpacaJapan、SBI証券と協業し、株式投資にAI活用したロボアドバイザー「AlpacaROBO(アルパカロボ)」を8月1日より提供開始する。

AlpacaROBOは、FanとAI開発のAlpacaJapanが共同で開発したロボアドバイザー。特徴はAIを活用した個別銘柄選びのサポートで、AlpacaAIによる強気シグナル、おすすめ銘柄ランキングを毎営業日配信する。小・中・大型株それぞれのセグメント間で最適なバランスのポートフォリオを提案し、利用者は気に入った銘柄を自分で選んで購入できる。

ロボアドバイザーは、取引までを自動で行なう「一任型」のサービスが多いが、AlpacaAIは、助言までをロボアドが行ない、提案された銘柄を元に自分で決定する仕組みとなる。チャットでアドバイザーと購入相談も可能となっている。

Fanは、IFA(独立系フィナンシャル・アドバイザー)による投資相談やセミナーなどを展開する金融商品仲介業を展開している。そのため、ロボアドながら、IFAのアドバイスなども組み込んでおり、チャットでIFAと購入相談も行なえる(9時から17時まで)。サービス画面のUI/UXもIFA法人目線で開発し、投資初心者にもわかりやすいよう工夫している。

中長期的な資産形成に向け、最適なポートフォリオなどを提案。口座開設は無料で、取引手数料は0.55%。当初は国内株式2,000銘柄からスタートするが、2022年には米国株ETFなどの拡充を予定しており、IFAとのコラボレーションによる資産形成に向けて商品強化を行なう。