ニュース

イオン系スーパー、ペットボトルキャップをごみ袋に再生

ビオセボンのペットボトルキャップ回収リサイクルループ イメージ

イオングループでオーガニック・スーパーマーケットを展開するビオセボン・ジャポンは、CO2排出削減を目的として店頭にてペットボトルキャップを回収し、「一般ごみ袋」へと再生・販売するリサイクルループを新たに構築する。

ビオセボン・ジャポンは、「地球環境に優しいお店」を目指し、サステナブルな買い物スタイルを推進。サステナブルな取り組み強化の一環として2020年11月に国内初となる寄付先が選べる「ドネーション参加型ペットボトル回収機」を2店舗に導入した。

今回、店舗と本社オフィスにペットボトルキャップ回収ボックスを設置。回収した資源を「CirculeX(サーキュレックス)ごみ袋」の一部原料として再資源化し、2月5日から販売する。ペットボトルキャップの回収は、1月26日より順次開始。

CirculeXごみ袋イメージ

CirculeX ごみ袋 45リットル(20枚)の価格は298円(税別)。70リットル・90リットルを2月下旬に販売予定。

再生材料を使用したごみ袋は、45リットルのごみ袋1枚あたりペットボトルキャップを約3個使用。材料に国内の使用済み「ストレッチフィルム(約7割)」と「ペットボトルキャップ(約3割)」を使用することで、海外製従来品と比較して約45%のCO2排出量削減削減に繋がるという。

ペットボトルキャップ回収ボックス
設置イメージ

回収ボックスの設置場所は麻布十番店、赤坂店、四谷三丁目店、池尻店、外苑西通り店、富ヶ谷店、武蔵小杉店、横浜元町店、日吉店、本社オフィス(東京都中央区)。今後導入店舗拡大予定。

また、TBMが開発した「CirculeXアプリ」を先行導入する。ボックスのQRコードを読み込みアプリに登録すると、CirculeXポイントが付与され、集めたポイントはTBMが運用するECサイト「ZAIMA」での商品購入や社会貢献団体の寄付として使用できる。