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東証APIサービス、2月1日開始。株価と適時開示を外部配信

東京証券取引所は、適時開示情報(TDnet)と株価をWeb-API形式で外部配信する「東証APIサービス」を2月1日より開始する。

「TDnet APIサービス」は、全国の上場会社等の適時開示情報を、東証の情報提供システムからインターネット経由で直接配信する。基本料は月額7万円で別途API情報料なども必要となる。

「約定値段情報APIサービス」は東証、福岡証券取引所と札幌証券取引所の上場株式の約定値段情報を配信。東証が相場報道システムから配信した後、20分以上経過した情報が配信される。基本料は月額8万円で別途API情報料などが必要となる。

東証は、APIサービスの提供により、マーケットデータを取得しやすい環境を整備。フィンテック系の会社による新たな投資関連情報サービスの創出や、金融機関における業務プロセスのデジタル化、研究機関による分析業務の活性化などを目指す。