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auのポイント、5月21日からPontaに。ダブルで付与やローソン5%

KDDIは5月21日から、ポイントサービスをau WALLET ポイントから共通ポイントサービス「Pontaポイント」へ変更する。au PAYやau PAYカードの決済分とPontaポイントが加盟店でのPontaポイントがダブルで貯まるようになるほか、au PAYアプリだけでカード提示によるポイント獲得と決済までが可能になる。

「au PAY アプリ」を使えば、カード提示によるポイント獲得と決済まで可能。Pontaカードの提示で0.5%~1%(提携者によって異なる)が、au PAYの決済で0.5%が貯まる。Ponta会員もau PAYアプリやau PAYカードを使えばポイントがダブルで貯まるようになる。

貯まったPontaポイントは、約190万のPonta加盟店で利用可能。また、Pontaポイントをためる/つかうと、最終利用日(最終のポイント加算日またはポイント利用日)から1年後の同日まで有効期限が延長される。

通信料金の支払いにau PAY カードを設定すれば、毎月の利用額についてPontaポイントが加算されるため、auを契約している限りポイントの有効期限が自動的に延長される形となる。

また、ローソンでは、Ponta提示で1%のほか、au PAY決済で4%をプラスした計5%を還元。さらに、(日付に“3”が付く)三太郎の日は誰でも最大8%、auユーザーは11%を還元する。

au PAYカードも一新し、au回線契約者以外でも21日から利用可能になる。au PAYへのチャージでPontaポイントが1.5%貯まるほか、三太郎の日のローソンポイント増額なども実施する。

また、出前館とピザハットでの飲食デリバリーでのau PAYカード利用で10%のポイント還元も実施する。期間は6月15日から9月13日までで、還元上限はau IDあたり2,000円/月。

コマースサイトの「au Wowma!」も名称変更。5月21日から「au PAYマーケット」として展開する。

通信と決済は同じぐらい重要。「三太郎Ponta」も

2,800万のポイント基盤を持つKDDI/auと会員数9,400万超のPontaがポイントで融合。Ponta経済圏を拡大していく。

KDDI 執行役員 パーソナル事業本部サービス統括本部 副統括本部長 兼 通信とライフデザインの融合部長 多田 一国氏は、「決済には利用者のエンゲージメントを高める効果がある、通信と決済どちらが本業かわからないぐらいに重要」と語り、顧客との接点になる決済やポイント戦略の重要性を説明。従来のau WALLLETポイントからPontaポイントへの移行により、よりお得かつ便利に多くの場所で使えるようになることを強調した。

Ponta導入に合わせて、イメージキャラクターの「三太郎Ponta」も登場。テレビCMなどでPontaとauをアピールしていく。

なお、au PAYでは、2~3月に大規模キャンペーンを実施し、一気に利用者を拡大した。今回もキャンペーンを計画していたが、「(新型コロナウイルスの影響など)現在の環境では“三密”に繋がりかねないので控えている。社会の情勢を踏まえつつ適宜やっていきたい」とした。