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ドコモ、みずほ銀行、ユーシーカードが「dカード」「iD」での連携強化

NTTドコモ、みずほ銀行、ユーシーカードは、業務連携の一層の強化について3月27日に合意書を締結。クレジットカード「dカード」のサービス拡大、電子マネー「iD」の対応加盟店の拡大・普及などについて連携を強化していく。

3社は、2006年に業務提携および資本提携を実施。今回、dカードの契約数が1,200万を突破し、取扱高も拡大するなど、提携当初の狙いを達成。一方、キャッシュレス化の急伸、スマホの急速な普及など、3社を取り巻く業務環境が大きく変化していることを、今回の業務連携体制強化の背景として挙げている。

dカードについては、みずほ銀行とユーシーカードの業務支援や人的サポートを通じて、サービス拡大、事業運営体制の構築に向けて連携を強化。iDについては、3社の顧客基盤とカード会社の持つ幅広い業務領域・ノウハウを活かし、ユーシーカードの加盟店ネットワークを活かした対応加盟店の拡大・普及に向けた取組みを継続しつつ、あらゆる分野でのさらなる発展に向け連携強化するとしている。

また、みずほ銀行の事業戦略再構築により、ユーシーカードは3月31日にドコモが保有するユーシーカードの全株式の買取りを実施。みずほ銀行がユーシーカードの発行済株式を100%保有することになる。