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マイクロソフト、2030年までに「カーボンネガティブ」実現

マイクロソフトは16日(米国時間)、2030年までに「カーボンネガティブ」を実現する目標を発表。2050年には1975年の創業以来、直接的、及び電力消費により間接的に排出してきたCO2の環境への影響を完全に排除する。

マイクロソフト本社のあるレドモンドキャンパスでのイベントで、サティア・ナデラCEO、ブラッド・スミス社長、エイミー・フッドCFO、およびChief Environmental Officer(最高環境責任者)のルーカス・ヨッパーらが発表したもの。

2025年までに自社による直接的なCO2排出量、エネルギー消費関連の排出量をほぼゼロにし、2030年までにはサプライチェーンなどを含めて排出量を半分以下に削減する。

また、世界中のサプライヤーや顧客が削減に取り組めるよう、CO2削減、捕獲、除去テクノロジを開発するための、気候イノベーションファンドを10億ドル規模で設立する。