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Visaプリカを使った家族カード新提案「かぞくのおさいふ」。三井住友カード

「かぞくのおさいふ」のコンセプト

三井住友カードは、クレジットカードとVisa プリペイドカードの長所を融合させた新たな決済サービス「かぞくのおさいふ」を3月から開始する。家庭で必要な単位の“お財布“をカードごとにキャッシュレスで管理できるサービスで、最大11枚のプリペイドカードを発行できる。

「かぞくのおさいふ」は、家族で共有する家計を1つに集約できるサービス。家計の管理者が毎月の家族の利用予定額をクレジットカードから、それぞれの「かぞくのおさいふ」に入金(チャージ)。子供用や家族の食費、塾や習い事などテーマごとにVisaプリペイドカードを発行し、個々の「おさいふ」としてカードを利用できる。

クレジットカードの「家族カード」にも近い仕組みだが、「かぞくのおさいふ」はプリペイドカードのため、6歳以上(小学生以上)であればカードを持たせられる(家族カードは18歳以上)。また、プリペイドのため、管理者が利用枠を自由に設定でき、利用状況もアプリや通知メールで確認できるため、使いすぎも防げる。

カードはVisaのタッチ決済に対応するため、電子マネーのように使えるという。

夫婦共通のおさいふや、子供の小遣い用と塾の支払い用、両親への仕送り用など、目的に応じてカードを発行し、一括で管理。管理者も複数登録可能で、夫婦で残高の共有も行える。また、カード紛失時のロック機能や海外利用やネット決済の停止などの利用制限サービスも備えている。

1回のチャージ上限は30万円で、1カ月の利用上限は100万円。お小遣いや仕送りなど、毎月同じ金額を自動で入金する「オートチャージ」にも対応。残高が指定金額を下回った場合のオートチャージも行なえる。また、残高を家族間で送り合う「残高のおまとめ」にも対応する。

カードの券面デザインや年会費などの詳細は、後日発表予定。