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東京メトロ、ベビーカーで移動できるルートを示す「ベビーメトロ」

東京メトロは、実証実験としてWebで公開している、駅構内のエレベーターやおむつ替え施設の有無が駅単位で検索できる「ベビーメトロ」を本サービス化する。本サービス開始日は8月1日。利用料金は無料。対応OSは、iOS10以上、Android 4.4以上。

ベビーメトロでは、駅構内をエレベーターだけで移動できるルートを「ベビーカールート」と表現し、検索した駅のベビーカールートの有無を、「地上・ホーム間」および「のりかえ」を対象に、「○」「×」「△」で表示。なお、他社線への乗換は除く。

△は、ベビーカールートの有無が路線やホームによって異なるケース。「ホーム別情報」というメニューが表示され、タップすると詳細情報が確認できる。例として大手町の場合は「× 丸ノ内線(荻窪方面行き)⇔東西線」、「○ 丸ノ内線(池袋方面行き)⇔東西線」となることが挙げられている。

周辺地図上に、エレベーターのある出入口をドロップピンで表示させる等の機能改善も実施したという。ドロップピンをタップすると、エレベーター最寄りの出口番号が表示される。なお周辺地図のほか、駅構内図も確認できる。

エレベーターの表示について、ベビーカー利用者だけではなく、高齢者や身体の不自由な利用客等も活用できるとしている。

利用方法

おむつ替え施設の有無についても、「○」「×」「△」で表示。△は、おむつ替え施設はあるもののエレベーターのみでは行けないケース。

そのほか、エレベーターの利用や乗換に最適な乗車位置がわかる「乗車位置案内表示」を、駅ごとに、複数路線ある場合は複数の路線をまとめて1ページで表示する。