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「エスカレーターは手すりにつかまろう」。鉄道や商業施設で共同キャンペーン

鉄道事業者や商業施設らが共同で、エスカレーター「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを7月22日から開始する。ポスターを掲出するほか、ディスプレイ広告やポケットティッシュの配布などが行なわれる。

駅などにおけるエスカレーターを利用時に、バランスを崩して転倒したり、駆け上がったり駆け下りたりした際に、他の利用客と衝突し転倒させるなどの事故が発生している。また、エスカレーターで歩行用に片側をあける習慣は、片側をあけて乗ることのできない利用客にとって、危険な事故につながる場合もある。

安心してエスカレーターを利用するため、「みんなで手すりにつかまろう」「歩かずに立ち止まろう」等の呼びかけを実施。ポスターも制作した。なお、ポスターの制作にあたっては国土交通省と消費者庁も後援している。

キャンペーンに参加するのは、全国の鉄道事業者52社局と、商業施設、森ビル、羽田空港、成田空港、日本民営鉄道協会、日本地下鉄協会、日本エレベーター協会、埼玉県、川崎市、千葉市。期間は7月22日から8月31日まで。