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SIEのロボットトイ「toio」、クルマを制御する「トイオ・ドライブ」

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、ロボットトイ・プラットフォーム「toio」専用ソフト「トイオ・ドライブ」を2019年秋に発売する。価格は未定。

toioは、キューブ型のロボット「コアキューブ」の動きをリング型のコントローラで制御し、ビジュアルプログラミングを通して様々な遊びが実現できるプラットフォーム。プラットフォーム本体の「toioコンソール」と「toioコアキューブ」「toioリング」からなり、専用のプレイマットには絶対位置を計測できるセンサーを備えている点が特徴。

トイオ・ドライブは、toioの別売コンテンツ第4弾にあたるタイトル。toioコアキューブをクルマに見立て、プレイマット上でソフト内蔵の各種ゲームが楽しめる。「運搬」、「巡回」、「追跡」などの「シティミッション」を30種類以上用意するほか、toioリングをハンドルのように回して使うことで「レース」や「カーレスリング」などの対戦プレイモードが遊べる。またシティミッションをクリアすることで得られる「スター」を使うことで、特殊な走行動作やスキルなど、クルマの動作をチューニングできるやりこみ要素も用意している。

トイオ・ドライブの発表に合わせて、プラットフォームのアップデートに関する情報も公表されている。

toioではこれまでMacでのビジュアルプログラミング環境のみ用意していたが、2019年中にはWindowsにも対応することが発表された。また、より本格的なプログラミングを楽しみたいユーザーのために、toioコアキューブの技術仕様を6月12日付けで公開した。これによって、toioコアキューブをPC、スマートデバイスにBluetooth接続し、ユーザーメイドのコンテンツを楽しむことができる。