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食材をオフィスにお届け。「クックパッドマート」オフィス展開

クックパッドが提供する生鮮食品スーパー「クックパッドマート」は、オフィス配送サービスの第1弾として、1月23日よりGMOクラウドのオフィスに配送開始する。クックパッドマートの受け取り場所が設置され、従業員が生鮮食品をオフィスで受け取れるようになる。

クックパッドマートは、精肉店や鮮魚店、野菜やベーカリー等など街の販売店や地域の生産者食材をアプリから購入できる生鮮食品ネットスーパー。利用者は、1品から送料無料で注文することができ、提供地域の店舗・施設等に設置された「受け取り場所」から好きな場所を選び、営業時間内であればいつでも受け取れる。受け取り場所は、1月23日時点で「なんでも酒やカクヤス 学芸大学前店」など都内8か所。

クックパッドは、2018年3月から従業員向けにオフィス配送を実施しているが、「オフィス配送には、店舗に立ち寄る時間がない日でも焼き立てのパンが購入できる」「保育園のお迎え前に食材を受け取れる」「クックパッドマートの受け取り場所が自宅周辺になくても利用できる」といった利点を踏まえ、クックパッド社外に向けたオフィス配送を開始したという。

クックパッドでは、オフィス配送サービスを導入する企業を募集。クックパッドマート導入に関する初期費用や、運営に関わる諸経費は0円。受け取り場所には、GMOクラウドのAIによる実店舗の来店者分析サービス「Diversity Insight for Retail byGMO」を設置。クックパッドマートの利用者動向分析の実証実験を共同で行なうとしている。