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Apple、中国におけるiPhone販売減で業績予想を下方修正

Appleは2日(米国時間)、2019年度第1四半期決算予測の下方修正を発表した。売上高は11月予測値の890億~930億ドルを大幅に下回る840億ドル(約9兆384億円)となる。

iPhone XS Max/XS

2018年12月29日までの'19年第1四半期は年末商戦(ホリデーシーズン)を含んでいる。下方修正の主な理由は、中国におけるiPhone、iPad、Mac販売の減少。中国における景気減速に加え、米中の貿易摩擦の影響にも言及している。また、ドル高による為替の悪影響も下方修正の一因となった。

中国以外の世界各国でもiPhone販売は見込みを下回った。また、新興国におけるiPhoneの買い替え需要も予測を下回っているという。一方、サービスやMac、iPad、ウェアラブル、ホームアクセサリーなどは前年比19%の増加となった。

今回の下方修正発表は、Tim Cook CEOによる株主への公開書簡という体裁をとっており、同社の2019年度第1四半期決算は1月29日に発表予定。