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関東を旅行する訪日外国人向けの専用ICカード「WELCOME KANTO PASMO」。日本らしいデザインも

12月25日から2019年7月31日まで、訪日外国人向けのIC乗車券「WELCOME KANTO PASMO」が販売される。発売事業者は、小田急電鉄・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・相模鉄道・西武鉄道・東京急行電鉄・東京地下鉄・東京都交通局・東武鉄道・横浜高速鉄道・横浜市交通局。

通常のPASMOがベースとされ、券面デザインには、関東にちなんだ日本らしさを醸す桜模様にまねき猫と富士山があしらわれる。

利用用途としては、関東地方の鉄道やバスの乗車のほか、電子マネーでの買い物にも使用可能。チャージをして繰り返し利用できる。

また、カードの券面を提示することにより、上野・浅草・秋葉原の施設や店舗で割引などのサービスが受けられるという。優待特典は2019年8月31日まで。

価格は1枚2,000円(デポジット500円+SF1,500円)で、限定30,000枚を成田空港・羽田空港の鉄道駅のほか、一部の都心の駅で発売する。発売事業者と販売枚数は、京成電鉄(18,300枚)、京急電鉄(9,100枚)、東京メトロ(1,500枚)、都営地下鉄(800枚)、東急電鉄(300枚)としている。発売対象者は訪日外国人旅行者で、日本円による現金購入にのみ対応。また、購入の際はパスポートで外国人旅行者であることを確認する。

京成電鉄では、成田空港駅および空港第2ビル駅の「SKYLINER & KEISEI INFORMATION CENTER」で7時から21時まで販売し、京急電鉄では、羽田空港国際線ターミナル駅の「京急ツーリストインフォメーションセンター羽田空港国際線ターミナル駅」で7時から22時まで販売する。そのほかの販売箇所は、東京メトロの上野駅、銀座駅、新橋駅、新宿駅、東京駅の各定期券うりば、都営地下鉄の上野御徒町駅のツーリストインフォメーションセンターおよび都庁前駅の駅長事務室、東急電鉄の渋谷駅「渋谷ちかみち総合インフォメーション〈WANDER COMPASS SHIBUYA〉」。