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「Jリーグプリペイドカード」登場。キャッシュレスでスタジアム体験向上

三井住友カードとMastercardは、「Jリーグプリペイドカード」とリストバンド型のプリペイドカードを、11月24日にパナソニックスタジアム吹田で開催される「ガンバ大阪vs V・ファーレン長崎」のホーム側の紙チケットでの来場者に配布する。

Jリーグプリペイドカード

Jリーグプリペイドカードは、Mastercard加盟店とiD加盟店で利用できるプリペイドカード機能と、入退場システムのワンタッチパスを兼ね備えたカードで、Mastercardコンタクトレス機能付き。上限は2万円で、セブン銀行ATMのほか、Webでアカウント登録後にクレジットカードやネットバンキングでチャージできる。

同時に配布するリストバンドは、Mastercardコンタクトレスに対応。Mastercardによる決済サービスで、店舗レジの決済端末にかざして支払い完了するため、現金よりもスピーディに買い物ができる。

リストバンド型のプリペイドカード

当日の来場者は、オフィシャルグッズの購入や飲食の支払い、近隣施設での買い物などにリストバンドやJリーグプリペイドカードが利用可能となり、スピーディなキャッシュレス決済を体験できるという。これにより、スタジアム内外での支払をキャッシュレス化し、来場者利便性やスタジアム体験の価値向上を目指す。

パナソニックスタジアム吹田の場内は、グッズ販売や飲食店舗のキャッシュレス対応となっているが、利用率は10~20%程度(取り扱い件数ベース)という。来場者にMastercard コンタクトレスを用いたキャッシュレス決済を促進し、グッズや飲食店舗のレジ効率、 混雑緩和を検証。また、モバイル型マルチリーダー認証端末を用いたスタジアム運営の負担軽減を目指すという。