たのしいAQUOS PHONE

「いいね!」がどっさりもらえる写真が撮れる!? 「フレーミングアドバイザー」

2014-07-29 Reported by 法林岳之

誰でも「技あり」な写真が撮れる「フレーミングアドバイザー」にTRY!

ケータイ時代からの必須機能と言われてきたカメラ。ケータイでもスマートフォンでも誰もがごく当たり前のように写真を撮っている。ただ、スマートフォンではケータイと少し使い方が変わってきている。

ケータイのカメラと言えば、デジタルカメラ代わりに写真を撮り、メールに添付して友だちや家族に送るという使い方が一般的だった。これに対し、スマートフォンのカメラも同じように、日常のスナップ写真や旅先の写真などを撮っているけど、メールに添付して送受信するだけでなく、TwitterやFacebookなどのSNSに投稿して、友だちや家族など、自分とつながりのある人たちといっしょに楽しむという使い方が増えてきている。

こうした使い方をするうえで、ちょっと役に立ちそうなのがAQUOSスマートフォンの2014年夏モデルに搭載されている「フレーミングアドバイザー」という機能だ。

ボク自身も何度か経験があるけど、何か写真を撮るとき、同じカメラを使っているのに、プロのカメラマンが撮ると、どうも見た目が違う。親切なカメラマンさんだと、「こういうときはこんな風な構図で撮るといいよ」なんていうことも教えてくれるんだけど、往々にして、次に撮るときはもう忘れてしまっている(笑)。

今回のAQUOSスマートフォンに搭載されている「フレーミングアドバイザー」は、まさにその「カメラマンさんのアドバイス」をファインダーに表示してくれるというもの。自動認識したシーンに合わせ、文字によるアドバイスと構図決めのためのガイドラインが表示される。

カメラを起動し、お皿へ向けると、フレーミングアドバイザーが表示される。お皿に寄ると、エビのアヒージョの熱そうな雰囲気が伝わりそうだけど、油が跳ねてしまうことがあるので、注意しながら手際良く撮りたい

たとえば、料理であれば、丸いお皿のガイドが表示され、少し斜め上から撮るようにアドバイスされる。人物撮影なら、目線を合わせる横のライン、風景の撮影なら、撮りたいものにタッチすると表示されるラインに被写体を合わせる、といった具合いだ。それぞれのガイドはカメラを起動したとき、メニューキーをタップし、表示されたメニューから[フレーミングアドバイザーヘルプ]を選ぶと、確認することができる。

フレーミングアドバイザーはシーンを自動認識して最適なフレーミングを提案してくれるけど、自分でフレーミングを選択することもできる。カメラを起動した状態で、ファインダーの角に表示されている矢印形のアイコンをタップして、各機能のアイコンが表示された状態に切り替え、[SELECT]のアイコンをタップしてみよう。

すると[人物1][人物2][フィボナッチ1][料理1][三分割][対角線][三角形2][黄金分割]など、さまざまなシーンが選べるので、撮りたいシーンに合った項目を選べばいいわけだ。

メニューからフレーミングを手動選択できる

四角いお皿や定食のプレートなど、料理だけでも3種類のフレーミング設定を選べる。ワンポイントのガイドも表示されるので、初心者にもわかりやすい

選べるフレーミングはオートもあわせて15種類

これまでもスマートフォンやケータイのカメラ機能には、シーン自動認識などの機能があり、それぞれのシーンに合った写真を撮ることができたけど、今回のフレーミングアドバイザーはそれを一歩進め、SNSなどで見られたときに「おっ!」と思ってもらえるような写真にチャレンジできるわけだ。プロのカメラマンにはかなわないけど、今までとは少し違ったテイストの写真を撮ってみたいという人にもおすすめできる機能だ。


法林 岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話やスマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 8.1」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS PHONE ZETA SH-01F 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるゼロからはじめるタブレット超入門 Android 4対応」「できるポケット au Androidスマートフォン 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるWindowsタブレット Windows 8.1 Update対応」など、数多く執筆。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。ホームページはこちら