たのしいAQUOS PHONE

やっぱり気になるプライバシー、AQUOSでガード!! Part.2

2014-07-25 Reported by 法林岳之

読者のみなさんは普段、スマートフォンを使っていて、周囲の目が気になったり、あるいは他人のスマートフォンに表示されている内容が目に入ってきてしまい、ちょっとビックリなんていう経験はないだろうか。

この1〜2年のスマートフォンのトピックと言えば、やはり、大画面。今夏は各携帯電話会社とも5インチオーバーのスマートフォンがズラリと並んでいる。なかでもシャープのAQUOSスマートフォンは、ディスプレイの性能を最大限に引き出す三辺狭額縁のEDGESTデザインを採用し、他のスマートフォンにはない存在感を演出している。

ディスプレイサイズが大きくなることは、視認性が良くなり、迫力のある映像コンテンツなども楽しめるようになるが、その一方で気になるのが前述の「周囲の目」だ。「何を使っているんだろう?」とか「画面、デカいなぁ」といった話ではなく(笑)、単純に画面が大きく、視野角が広いゆえに、周囲からAQUOSスマートフォンの画面が見えてしまうかもしれないという心配だ。ボクも電車に乗っていると、周りの人のスマートフォンの画面が意図せずに目に入ってきてしまい、ちょっと面食らうこともある。これが他愛もないメールやメッセージだったり、ブラウザでWebページを見ている程度なら、そんなに気にならないけど、仕事に関連するような画面が見えてしまうと、思わず「いや、それは隠しましょうよ」と声をかけたくなってしまう。

そんなとき、AQUOSスマートフォンで便利なのがシャープ製端末でおなじみの「ベールビュー」だ。液晶パネル内にフィルタとなるグラフィックを透過表示させることで、周囲からののぞき見を防ぐことができる機能だ。

横からののぞき見を防止してくれる「ベールビュー」

正面から見ると、少し模様は見えるが、ちゃんと画面の内容が視認できる

ベールビューそのものはフィーチャーフォンの時代から搭載されてきた機能だが、5インチオーバーのディスプレイを搭載したスマートフォンが増えてきた今だからこそ、有用な機能のひとつと言えそうだ。

このベールビューをONに切り替えるには、画面最上段からステータスパネルを表示し、機能ボタンの[のぞき見ブロック]をタップする。

ステータスパネルから切替えるのがベーシックな方法(画面はSHL25のもの)

実際に切り替えて、本体を斜めから見ると、画面が見えにくくなっているのがわかるはずだ。もう一度同じ操作をすれば、元の画面に戻すことができる。のぞき見防止の液晶保護シートを貼ってる人がいるけど、あのタイプの液晶保護シートは常に画面が見えにくくなってしまうので、あまりおすすめできない。その点、ベールビューなら、必要に応じて、いつでもON/OFFを切り替えることができる。

ただ、電車などに乗るたび 、毎回このベールビューの切り替え操作をするのはちょっと面倒。そこで今回のモデルでは、本体上部を手でかざして覆うことでベールビューをONに切り替えられるようにしている。この操作を利用できるようにするには、設定画面で[ディスプレイ]-[のぞき見ブロック]を選び、[モーションによる切替え]にチェックを付けておく。

画面の上半分を覆うことでベールビューのON/OFFを切替えられる

ちなみに、同じ[のぞき見ブロック]の設定画面では[表示パターン]や[見栄え補正]の設定もできるので、実際にベールビューをONにしたとき、周囲からどのように見えるのかをカスタマイズしておこう。

ベールビューの模様は4種類。好みに応じていつでも切替えられる


法林 岳之

1963年神奈川県出身。携帯電話やスマートフォンをはじめ、パソコン関連の解説記事や製品試用レポートなどを執筆。主な著書は「できるWindows 8.1」をはじめ、「できるポケット docomo AQUOS PHONE ZETA SH-01F 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるゼロからはじめるタブレット超入門 Android 4対応」「できるポケット au Androidスマートフォン 基本&活用ワザ 完全ガイド」「できるWindowsタブレット Windows 8.1 Update対応」など、数多く執筆。Impress Watch Videoで「法林岳之のケータイしようぜ!!」も配信中。ホームページはこちら