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イマイチ整理しきれない俺のケータイ事情
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この期に及んでさらなる魅力が!!
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イマイチ整理しきれない俺のケータイ事情


■ 俺のケータイ事情

 一昨年から去年にかけて、俺はかなりモーレツな勢いでケータイを買いまくっていた。ちょうど携帯電話類が、単なる電話機から携帯可能な通信端末として変わる、その大きな変化が起きていた時なので、購入・使用を繰り返して非常におもしろかった。

 最近はと言うと、まあ何となく安定しちゃって、そーれほどはおもしろくない。個人的には、チェックしとくべきはドコモならiモードやパケット系サービス、IDOはcdmaOne端末とやぱりパケット系サービス、それとDDIポケットの端末等、そのくらいでいいんじゃないかと思っている。今年の末頃にはこの姿勢もガラッと変わるような気がするが、まあ現在のところ、けっこう落ち着いた感じだ。

 ともあれ、最近の携帯電話関連の動きは、生き残るものが生き残って、淘汰されるものは淘汰された感があって、傍観者としてはそーんなにおもしろくないと思っている。なので、cdmaOneのパケットサービスことPacketOneサービスが始まってからは、どっちかと言うと端末や回線の整理を始めている感じだ。常用する端末・回線だけ残して、あとはとりあえずキレイサッパリなくしちゃおう、という感じ。

 そして現在、ドコモは通話・iモード端末としてD502i(三菱製)と、メール端末としてエクシーレ(NEC製)。IDOはPacketOneで遊ぶC302H(日立製)と通話用のC106ST(三洋製)。DDIポケットは通話・通信用のKX-PH23F(松下製)とPHS内蔵型データ通信カード(SII製)。こんな端末を持っている。その他にも数回線あるのだが、今後整理していくつも……え? 使用目的がカブってないかって!? そうなんですよ。コンテンツを使う(楽しむ!?)ための端末と、通話用の端末が妙にカブっちゃっててまだ全然合理的じゃないんですよ。でもそろそろビシッと一本化していきたい感じなのである。って、いつもこんなコト言って結局いろんなケータイ買って解約して買って解約して、そんで次の大波が来て「わーい」ってまた回線増えちゃってる俺であった。ともかく、現在は絞り込もうとはしている感じ。



■ cdmaOneを1本にしたいよーん

 さて、まずPHSだが、これは基地局の密度および電波の強さ等の利便から、俺はDDIポケットのものに絞っている。データ通信専用にMC-P200(SII)を、通話・データ通信用にKX-PH23F(松下製)を。これはこのまま行くつもりだ。

 MC-P200は実に素晴らしく便利で、ザウルスのMI-C1(CFスロット搭載)以外のモバイル系マシンならどれでも使える雰囲気で、とにかく何かと役立つ。

 KX-PH23F(松下製)は、通話用に(一般加入回線のデジタル子機としても)使い、ザウルスMI-C1での通信用にも常用。ホントはMC-P200をやめてKX-PH23Fだけにした方がいいのだが、データ通信時、PCカードスロットに挿すだけで使えるのと、ケーブルのコネクタを2回繋ぐのとでは、けっこう面倒さに違いがある。特にノートパソコンに繋ぐ場合は、コネクタ2回繋いだ上にPCカードまで挿すわけだ。一見細かいコトに思えるが、スッキリ感はMC-P200の方がずーっと上。

 まあともあれ、電話のカタチの端末を1台、カード型端末を1枚、PHSは料金的にもわりと安く済ませる工夫ができるので、まあ持っておこうという感じだ。

KX-PH23F MC-P200
DDIポケット KX-PH23F DDIポケット MC-P200
松下製H"(エッジ)対応端末。重量75g、連続通話6時間、連続待受720時間。シルバーのほか、パールホワイトと限定色のパステルピンクがある
SII製。64kbps通信対応のカード型端末。付属のイヤホンマイクで音声通話もできる

 ドコモはD502iとエクシーレなのだが、最近ちょっと、エクシーレをやめようかなーとか思っている。ザウルスのMI-C1をビシビシ使っているので出番がないのだ。エクシーレ自体は便利なのだが、ザウルス+PHSというカタチでデータ通信した方が速度的には断然快適。エクシーレは出番がない上に、通信速度が遅いイメージが重なり中で、ここ1~2週間は充電専用端末になっている。

 D502iは、個人的にはかなり感動した端末だ。使い勝手、機能、実用性、それから周辺まで、ホントに感動したので、この連載で次回に詳しくレポートしたい。ともかく、非常にすげぇイケてる端末なので、ドコモはこれ1本に絞るつもり。

D502i MC-P200
ドコモ D502i
ドコモ エクシーレ
ドコモのカラーiモード機第2弾。三菱製。重量約84g、連続通話約130分、連続待受約350分
標準価格38,200円と、ポケボーなんかに比べると本体価格がちと高め。パケット通信対応メール&ブラウザ端末で、回線一体型のため携帯電話もケーブルも不要

 というわけで、DDIポケットとドコモは、まあ何とか合理的な組み合わせに落ち着きそうだ。が、IDOがどーにもこーにも。踏ん切りがつかないというか中途半端というか、割り切れないで困っている。



■ IDOを1回線にできないワケ

 現在2回線(2台)、IDOのcdmaOne端末を使っているのだが、必要なのは1台だけ。どっちか解約したいのだが、どっちにも捨てがたい良さがあって、ズルスルと2回線のまま来ている。冷静に考えてみると、PacketOneはその高速さに魅力があるものの、でもコンテンツサービスなら400万台突破のiモードがどー考えたって先んじてるし充実してる。通話での音質に関しても、やはりPHSの方が上だ。ドコモのハイパートークなら、PHSやフツーの回線に対しての音質も(フルレートで繋がるので)非常に高い。cdmaOneを絶対に使い続けなきゃってメリットはそれほどデカくない。

 だが俺の場合は、もはやcdmaOne(ていうかIDO)と手を切れないのであた。と言うのは、IDOのこの2回線のうち1回線は、cdmaOne発売時の(地域的?)サービスとして、回線契約時にその電話番号の下4ケタに好きな番号を指定できた。俺にとってすっげぇイイ番号なのだ。具体的には、家で使っている回線の下四桁と同じ番号。NTTの加入回線と携帯電話の回線の(下四桁とかの)番号が同じなんて、電話会社関係者等じゃないとなかなかできない技だ。って何かマニアックな理由なのだが、やはりIDOは1回線残しておくつもりだ。

 で、現在使用中のC302HとC106ST。どっちを解約しようかということなのだが、これがまた、どっちもイイ感じなので、決めかねている。

C106ST
DDI-セルラー/IDO C106ST
三洋製。EZaccess/EZweb非対応機。cdmaOne唯一の二つ折りタイプで着信ランプが点滅する「ハートフルイルミネーション」などで人気のある端末。重量約96g、連続通話約120分、連続待受約150時間

 まず、C106ST。この端末の詳細はココを参照していただきたいのだが、結論として通話用に使う端末としては非常に使いやすいのだ。ドコモの二つ折りのNシリーズ端末を使用中の人なら話が早いのだが、このテの二つ折りの端末、ホントに便利。使用時に開くのが面倒、厚みがある、という理由で嫌う人もいるが、俺にとってはこのこぢんまりと小さくまとまっちゃうギミックは超捨てがたい。長さがないのでポケットにもバッグにも問題なく収まる。

 それから、開いた時(通話時)、スピーカーとマイクの位置がそれぞれビシーッと耳と口の位置に来るのはとても良い。非折り畳み非フリップタイプのケータイ等を使うとき、口とマイクを手で覆って使っている(声が相手によく伝わるようにしている)人がいるが、あーゆーコトをしなくて済むのだ。

 さらに細かい話。俺はドコモのN501iを使っていたのだが、こちらは解約してしまった。二つ折りのギミックは非常に気に入っていたのだが、アレ、本体の横にボタンがついていて、ふたつ折り時でも押しちゃうことがあって、なんか不意にピッとか作動させちゃってどうもイマイチだった。だが、C106STは本体横にボタン(録音/再生用)があるものの、二つ折り時には動作しないようになっている。

 C106STは、機能としてはそんなにゴージャスじゃないのだが、コンパクトでシンプルで実用的。cdmaOneの高音質を実に快適に利用できるので、通話用の端末としては捨てがたい魅力があるっていうか思いっきり魅力がありまくる。



■ C302Hも捨てがたい

C302H
DDI-セルラー/IDO C302H
PacketOne対応の日立製端末。ヤマハのFM音源チップを搭載、着メロは4和音。重量約84g、連続通話約150分、連続待受約190時間

 そんなに便利ならC302Hの方を解約……というのもできにくい。C302HはPacketOne対応(もちろんEZaccess対応)のcdmaOne端末で、64kbpsのパケット通信にも対応している。

 C302Hについての詳細はココを参照していただくとして、この端末、iモード的なコンテンツ端末としてとても役立つ。また、4重和音で着信音が愉快なうえ、ヤマハ製の携帯電話用音源を搭載していたりしてナイス(黒電話のジリリリ音とかもあるヨ!!)。

 まずC302HでのEZaccess利用だが、これは非常に快適。非パケットのEZaccess利用に比べると雲泥の差。歯に衣着せずに言えば、非パケットのEZaccessは、使うだけムカつきがつのったサービスだったと言えよう。まあ内容は同じなのだが、通信時のスピードや端末の反応ぶりが全然違う。表示等の軽快さならiモードよりもずっと快適だ。すげーイイ。EZaccessでiモードコンテンツが使えたらな~などという当たり障りのある希望を抱いてしまうほどだ。

 それから、工夫・利用方法次第では、データ通信用としてPHSを凌駕する可能性がある点。PacketOne64サービスを併用すれば、アップロード14.4kbps、ダウンロード64kbpsの高速通信が可能。データを受信するのがメインとなるモバイルでの使用では、非常に魅力的な通信速度だ。

 でもまあ難を言えば、こんなに速いパケットサービスだと、料金がかかりまくりかも、ということ。PacketOneでの通信料金は128バイトで0.1円。他のパケットサービスと比べるとかなり安い料金設定になっている。だが、下り64kbpsということになると、快適なので、思いっきりウェブページとか利用できちゃうわけで、利用しちゃうと、すぐにメガ単位のデータが流れたりする。計算してみると、1000円分のパケット通信料金で約1.22MBのデータを受信できる。プログラムやら画像やらをダウンロードすると速攻で料金が嵩む感じ。ちなみに、100円だと約125KB、1万円だと約12.2MB分使える。そしてこのくらいのデータ量なら簡単にやり取りできちゃう点が、PacketOne64の凄まじい点。凄まじく速いが、凄まじくお金もかかる。  まあ、PacketOneを使いまくりたい人のために、別途通信料金が70%(ええっそんなに!!)割り引かれるプラン(別途月額2400円)もあるから、ご利用は計画的にってコトで使えばドえらいコトにはならないのだが。でも初心者っていうか、ウワサだけ聞いて特に深く考えずに速攻で使い始めちゃった人はけっこうお金かかっちゃったりするんでしょうね。

 話は逸れたが、PacketOne対応のcdmaOne端末であるC302Hも、やはり使い続けたい気持ちである。ていうかPacketOneを使わないと、俺にとってcdmaOneを使うメリットが激減してしまうので、PacketOne対応端末は捨てがたいというわけだ。

 結局のところ、個人的に最高なのは、C302HとC106STが融合されたような端末の登場だ。ハードウェア的には二つ折りで使えて、機能的にはPacketOneに対応しているような端末。でも悲しいかな、現在、IDOの端末ラインナップには、二つ折りになるPacketOne端末は存在しない。

 なんでかしら。あれば超抜群なのに。ところでどーしてC106STは三洋製なのかしら。ドコモのNの二つ折りとクリソツっていうかほとんど同じなのに。NEC製じゃないのかしら。ヘンねえ。この三洋製端末はNECのOEMとかなのかしら。その逆かしら。同じメーカーが別キャリアのパケット対応端末出しちゃうと何かあるのかしら。それともあたしの勝手な思い込みなのかしら。それにしてもどうしてオネエ言葉なのかしら。いや~ん。

 というわけで、この先もしばらく、cdmaOne端末は2台併用しそうな煮え切らない俺であった。


◎関連URL
DDIポケット KX-PH23F製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/kx-ph23f.html
DDIポケット MC-P200製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/i_mc-p200.html
ドコモ D502i製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/i/lineup/d502i/d502i.html
ドコモ エクシーレ製品情報
http://www.nttdocomo.co.jp/products/dopa/exire.html
DDI-セルラー/IDO C302H
http://www.ido.co.jp/cdmaone/keitai/302.html
DDI-セルラー/IDO C106ST
http://www.ido.co.jp/cdmaone/keitai/106.html

(スタパ齋藤)
2000/02/28


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