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出た!! 最新版広辞苑入りSII電子辞書!!
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【99/12/20】
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【99/12/13】
むむっ!? キレイ!!
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【99/12/06】
高速移動中もOK!!
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【99/11/29】
オプションに技あり!!
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【99/11/22】
最近三洋電機がイケてるかも!
SANYO MD-U4
【99/11/15】
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【99/11/08】
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【99/10/25】
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ソニー DATA EATA
【99/10/18】
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この期に及んでさらなる魅力が!!
東芝AllegrettoM4
【99/10/04】
これなら“使える”パフォーマンス
ソニーPCG-C1XE


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高速移動中もOK!!
〜エッジ端末2機種〜


■ なんか買えちゃいました

 11月8日掲載のこの連載記事で、俺はPHS端末が買えねえんだよこんちくしょう何とかしやがれおいDDIポケット!! という感じで熱く語った。正確に言うと、俺はあの内容を、10月28日の午前5:13にキーボードに対して吐き出していたのだ。

 興味のある方は、バックナンバーを読んでいただきたいわけだが、ともかく、その原稿を書いた数日後に、俺のPHS買えない状態は大きな変化を迎えた。ていうか、なんだか、11月1日より、ウチの方では、DDIポケットのPHSがお一人様4台までになったらしく、何となくショップに行って、再度またもやしつこくも、
「DDIのPHSってひとり1台までなんでしょぉ〜」
とか聞いたら
「いえ、11月に入ってからは4台までになりました」
という素晴らしい答えが返ってきたのであった。
 もちろん!! 俺はそのコトバを死んでも絶対にどうしても聞き逃すハズはないのであり、そのコトバを聞いた瞬間、目の前のエッジ端末を指差しまくり尽くして
「くわッ!! じゃあコレとコレをください!! そうですこの三洋電機のPHS-J80とパナソニックのKX-PH23Fです!!」
と言って常備している身分証明書と印鑑を突き出しつつ、もし店員さんが
「うっそーん!! ホントはひとり1台のままだよーん!!」
とか言ったら
「ざけんじゃねえテメエいまひとり4台って言っただろうがおいコラ俺は聞いたんだよそのコトバを絶対に聞いたいや聞いてないハズがないんだホントだマジだぜウソだと思ったら警察呼ぶしピザ4096枚が30分以内に届くし寿司だってそうだ!!」
と徹底的にさっきのコトバを追求しようと身構えていたのだが、なーんか結局、
「はい、ありがとうございました」
という心地よい買い物完了サウンドとともに、俺はアッサリと新たなDDIポケットのPHS端末を2台買うことができた。

 やったァ!! 新しいPHSが手に入ったよーん!! という喜びと同時に、あちゃーインプレスのWeb記事でウソ書いちゃったよーん!! という残念感を得た。ていうか書いた当時はホントのことだったんですけど、掲載された瞬間としてはウソっぽい内容になってしまって、なんかこう残念だヨ、と。さらに細かいコトを言えば、あの記事がウソになる地域もしくは販売店があるらしいけど、あの記事どおりの販売店もあるらしい、というあやふやな情報もある。とかグジャグジャ言ってんじゃねえよって感じですな。すまんす。とにかくDDIポケットのPHS買えましたってコトで。


■ よさげなエッジ

 PHSなのに、DDIポケットではPHSとは呼ばないよーにしているらしい端末・サービスこと、エッジ。発表後、俺はこの新しい電話に速攻で惹かれた。

,P>  まず、これまでも非常に快適に使えたDDIポケットのPHSが、さらに良くなったという点。DDIポケットのPHSは、他のキャリアより電波が強いってことで室内でもバッチシ使えていたし、32Kbpsのデータ通信も楽勝設定&室内通信快適でナイスだった。これが、さらに高速移動時の通話が切れにくくなったとか言ってる。もともと音質は抜群のPHSが、高速移動時でもビシッと使えたりしたら、場合によってはデジタル携帯電話(PDC)なんかいらねーかも!! と心がトキメいたわけだ。

 それから、DDIポケットが無料配布しているエッジ端末向けのアプリケーションソフトウェアがちょっとイイ。これはエッジ端末内の電話帳データをパソコンから直接編集できるというソフト。PHSのかったりい面として、いわゆるメモリ編集ソフトが全然ない=電話帳はテンキー押しまくりで作る必要があった、ということがある。このめんどー臭さが、前述のアプリを使うとなくなるのだ。コレってかなり画期的!! と思い、このソフトにも期待していた。
 そして!! 今、俺はエッジ端末を入手!! 高速移動中に通話したりメモリ編集ソフトで快適なPHS環境を構築できまくり!! これはやるしか!!

 なお、エッジに関する詳細はココを見ていただきたい。


■ 三洋電機製とパナソニック製

PHS-J80KX-PH33S
エッジ対応端末、サンヨーのPHS-J80(左)パナソニックのKX-PH33S(右)

 さて、俺が買ったエッジ端末は、三洋電機製のPHS-J80と、パナソニック製のKX-PH23Fの2台。当初は、業界初の文字ズーム機能で、PメールDX等のメールの表示がかなり見やすそうな三洋電機製命!! と思っていたのだが、2台買えるってコトで速攻でパナソニック製も買った。

 パナソニック製の方は、フリップタイプだから買った。と言うのは、PHSの端末はだいたいどれもちっこくて、スピーカー部分とマイク部分の距離が短い。短いと、結局、マイク部分が口から離れがちで、せっかくのPHSのイイ音で雑音が伝わりがちって感じになるのだ。まあ、KX-PH23Fのフリップ部分にはマイクが内蔵されていないので、口からマイクまでの距離は短くならないのだが、フリップ部分が集音器(もしくは口とマイクを覆う手のひら)のような感じで働き、ノイズが入りにくく声が伝わりやすくなる。あと、フリップがあると、ボタンがスッキリ隠れて気持ちいいし誤操作も少なくなる、というのもあった。

 ともあれ、機能的にはPHS-J80(三洋電機製)の方がずっと電話マニア的に楽しめると思っていた。が!! 実のところ、俺はパナソニック製の方ばっかり使っちゃっているのだった!! その理由は、電話としてすげー使いやすいから。操作系(ハード的にもソフト的にも)が俺にとってかなりしっくりくる作りで、前述のようにフリップ部分も気に入っている。もちろん(PHSなので)音も抜群にいい。とりあえず電話として便利なので、メールとか通信とかは後回しなフィーリングで、かなり常用しているのであった。その決め手は、エッジ端末を持って釣りに出かけたときのこと。


■ 中央高速100キロ走行、異常なし

アンテナの1本も見当たらない河口湖湖畔へ到着。DDIポケットの従来のPHSはNGだが、エッジは通話できた

 実はエッジ端末を買った当初は、エッジの最大のウリである“高速移動時にも切れにくい”というコトについて実感(実験とも言う)していなかった。忙しくて電話で遊んでなんかいられなかったのだ。なぜそんなに忙しかったのかと言うと、釣りに行くためだ。どうしても絶対に釣りに行きたくてたまらねえので、釣行の日を確保すべく、それ以外の日は徹底的に仕事しまくっていたのであった。俺は釣るぜ俺は釣るぜ俺は湖の魚を全部釣り上げるゼ!! という勢いなのであった。

 で、釣行日。そうだ試しにクルマに乗ってエッジを使ってみよう!! と思い、使ってみた。使ったのは国道16号線の入間〜八王子間と、中央高速道路の八王子〜河口湖間だ。

 まず、国道での使用。エッジ端末をバックミラーに引っかけ、アンテナを伸ばし、イヤホンマイクをセット。そのまま通話しつつ、国道を走った。速度は40km/h〜80km/h(おいこらスピード違反じゃないか;すんまそ〜ん)。その結果は、非常に良好。東京・瑞穂町の一部と、東京・福生市の横田基地付近、それから一部山岳っぽい地帯を除けば、ほぼ完全に通話できた。電波の谷っていうか電波砂漠っていうか電波不毛地帯っていうか、つまりエッジだろうがフツーのDDIポケットPHSだろうが全然通話できない、基地局がない場所を除けば、走りながら円滑な通話ができたのであった。

 ちょっと気になるのは、基地局から別の基地局へのハンドオーバー時に、非常に短くプツプツと音声が途切れること。短時間の断続的な数回から十数回のプツプツ音があって、音声が細かく途切れる。「もしもし聞こえてますかー」という声が「も・もし聞・てま・かー」みたいな感じに、ほんの一瞬音が消える感じだ。

 でも、今までのPHSが、ハンドオーバー時には1秒とか3秒とか、わりと長い時間音が完全に消えたことを考えると、ずいぶんエレガントなハンドオーバーをするじゃ〜んという印象である。実用上問題ない。オッケーと言えよう。ていうかこんなに速く移動してるのに通話できちゃうなんて大したモンである。

 驚いたのは、中央道での通話。常時80〜100km/hで走っているのに、全然切れやがらねえ。ていうかお切れあそばさないのである。ウソ!? マジ? ほんとに切れないネ!! そんな感じだ。もちろん、ハンドオーバー時には前述のプツプツ切れがあるが、それ以外はしっかりつながっている。八王子〜高尾山手前付近、それから相模湖周辺や談合坂手前くらいだとバッチリ通話できた。

 ただ、中央道はけっこう山ん中を走っているというのがあり、また高速で移動しているので、圏外になって切れてしまうこともあった。そんなときはたいてい、周囲には家が全然ないような山の中だったりして、なるほどこんなトコロにPHSの基地局建てないわなーフツー、と思ったりした。なお、切れちゃう時の通話状況は、例えば山間に入ったら徐々に音声がガサつき始め、ププププ(通話圏外のアラート)音が聞こえ、プチッと切れる。時には、ププププ音が鳴ったものの新たな基地局と通信し始められたらしく、ガサつきがなくなっていってキレイな音で通話できるようになるような、いわば“通話の復活”みたいな状況も多い。使ってみればわかるのだが、かなりねばり強く通話し続けようとするのが、エッジだ。

 それにしてもまあ、PHSでここまで高速移動中使い物になるってのは、再三言うが、大したモンである。ある種、子供のオモチャ的イメージがあったPHSは、エッジになって仕事の道具として認められるだろう、とか思えた。あとは基地局の増設だけだ。電波が濃くなれば(というか基地局が密になれば)、確実に切れなくなるだろう。そうなれば、音の良さと通話料金の安さと連続通話時間の長さなどで、PDCを凌ぐメリットが大きな意味を持ち始める。


■ 名刺に電話番号入れようかな〜

 ところで、前述のエッジ通話実験は、中央道の談合坂までしかやらなかったのだが、それには理由がある。それは、談合坂を過ぎると、徐々に、釣り人としての心情が燃え上がって来て、釣るぜ釣るぜ釣るぜ釣るぜーという興奮状態になり、電話なんかしちゃいらんねえからだ。「しちゃいらんねえからだ」じゃねえよ遊ぶことばっか考えてんじゃねえ>俺。そんな感じだが、実は、河口湖においても「おっ!!」と思えるコトがあった。

 山梨県の河口湖は、日本有数のブラックバス釣り場として知られているし、俺にも良く知られているので、俺はよく行く。で、最近凝っているポイントがあるのだが、そこはDDIポケットのPHSは圏外だったりする。が、最近そうなったのか、エッジだからそうなのかわからんのだが、そのポイントで試しにエッジを使ってみたら、アンテナマークは1本だけだったが、キッチリと通話できたのである。見渡す限りどこにもDDIポケットの基地局なんかない場所なのだが、なぜか通話できた。基地局があるとしたら、湖の対岸!?

 ふぅん、エッジ端末がイイのか、基地局が密かに増えたのか、ともあれこないだまで通話できない場所で通話できるのって、なんか気分いいなぁ。そう思って、釣りを続けた。

湖畔に佇むワイルドキャット

 ところでそのポイントには、野生なのか飼われているのか、とにかくネコがいる。なぜか、釣り人の近くにゴロゴロ言いながらくっついているのだ。その日は秋も深まって紅葉もまばらになりつつある時期だったので、釣り人は俺ひとり。湖畔をウロつく俺をぴったりマークするように、ネコもやはり湖畔をウロつくのであった。

 ネコを見ながら釣りをしていると、どうもこのネコ、湖面に注目している。水中を泳いでいたルアーが水面に現れると、ピクッと反応して、なんか“やったるゼ”というふうに身構える。あーそうか、もしかしたらこのネコ、釣れた魚が欲しいわけか!? なるほど、じゃあオッチャンが魚釣ったるからな、ネコちゃん。

 ていうかネコって魚食うだろうけど、ブラックバスも食うのかな? 食うんだったらワイルドだよなこのネコ……とか思っていたら、35センチくらいの(河口湖にしては比較的グッドサイズ)のが釣れた!! 手元に寄せて、さあフック(針)をはずしてそれから……と思った瞬間、ネコがブラックバスをキャッチ!! アーンド、アウェイ!! その日の俺の最大魚をブン取って草むらの中に逃走!! 何やらバリバリ食ってる様子!! すすすスゴい!! 実にワイルドなネコだ!! 食事中のネコ様を遠目に見たら、なーんか口の周り血だらけでムシャムシャと!! ワイルドと言うよりむしろスプラッタ!! なるほど人間なら絶対防寒具が必要なこの時期に、足を濡らしてまで湖畔に佇むわけだ!! やるなワイルドキャット!! ともかくこの感動を誰かに!!

 と思ってエッジを出して、友人にネコちゃんブラックバス捕獲の話をしたところ、いや〜ネコは凄いネってコトはさておき、加入電話並の高音質で通話できるってコトに感謝した。こちら河口湖、あちら部屋で仕事中。そんな距離を、エッジというメディアが限りなく縮めてくれる。当たり前のことなのだが、ラジオよりCDの方がよりきめ細かなライブ感を出すように、PDCとPHSじゃ会話のライブ感が全然違う。湖畔の芦原が風に揺れる音、湖水が石を叩く音、俺のテンションが相手に十分に伝わる。そうか、電話ってこういうことができるんだ!! とか改めて思ってしまった。

 そんなわけで、とりあえず、エッジの電話番号を、名刺の片隅に入れようかな〜なんて思っている。会話中に音の悪さでムカつくことはないし、俺の行動半径内ではかなり使い物度が高いし、気軽さもある。ん〜、エッジ、電話としてイケてるなぁと思った次第だ。

 なお、前述のように、エッジ向けアプリとか、PメールDXとか、64Kbpsデータ通信などは、まだ試していない。電話としてすげーイイので、接続とかメールとかデータとかは、そのうちネ、って感じ。ていうか本来そういうモンなんですな、PHS端末は。もしかしたら電話として不都合が多かったから、データ通信とかメールとか、そういうメリットを積極的に考え・使い、お茶を濁しがちだったのかもしれない、俺は。

◎関連URL
DDIポケットのホームページ
http://www.ddipocket.co.jp/
「エッジ」サービスの情報
http://www.ddipocket.co.jp/h/index.html エッジ用メモリエディタソフトのページ
http://www.ddipocket.co.jp/service/i_pdx_mgr.html
エッジ端末、三洋電機PHS-J80製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/phs-j80.html
エッジ端末、パナソニックKX-PH23F製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/index.html

(スタパ齋藤)
1999/11/15


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