ポケットサイズの“変態配列”キーボードを使い倒してみた、フィーリング次第でモバイルにもゲームにも良好
今回紹介するアイテムは、「英語49キーポケットサイズメカニカルキーボード DN-914809/DN-914810」。メカニカルキースイッチを採用したポケットサイズの小型キーボードである。販売価格は税込4,999円。
人を選ぶ変則レイアウトだが、小型ながらもフルキーボードと変わらぬ打鍵感を確保
まず始めに、本製品は人を選ぶ。英語49キーでありつつ、FNキーを酷使することでファンクションや割愛されたキー入力ができるほか、右Shiftキーがスペースの横と、変則レイアウトを採用しているためだ。
打鍵感については、中華青軸(カチャカチャ、ターン!)と中華赤軸(静かなタイプ)があり、応答も良好で、打鍵感と応答性をどこでも欲しい、かつフルサイズキーボードと同じキーピッチ約19mmを求めるのであれば、今回の製品(85mm×275mm×35mm)は検討すべきサイズといえるだろう。なお重量は約355g、キーストロークは約4mmだが、軽く押下した時点で反応する。
本記事はこのキーボードを使用して作成しているが、打鍵感はよく、上記している変則レイアウトとフィーリングが合うか次第だろう。また、FNキーとの組み合わせが多いため、それを覚えるまでは大変なのだが、右Shiftキーの位置(スペースキー右隣)が絶妙である部分で許せる人が多そうだ。
また、ゲーミング目的で試してみたところ、右Shiftキーの押しやすさだけでなく、AキーとSキー、DキーにF1~F3が割り当てられているため、アクションの実行が楽だった。F4以降も3列目にあるため、なるべく指を動かしたくない場合にも都合がいい。
LEDバックライトは、青色になっており、発光パターン11種類、明るさ4段階(消灯、発光速度変更可)と豊富だ。発光パターンはウェーブやブレス、全点灯のほか、押したキーの列、周辺、キーのみが点灯/消灯も用意されており、視覚の片隅でどこを入力したのか知りたい人にも向く。
フルサイズキーボードと変わらぬ打鍵感を確保しつつ、サイズダウンを実現。見た目は異色だが、実際に使用してみると実にいい感じのキーボードだ。どこでも快適な入力環境を求める人向けとなっているが、ゲーム用やリビングPCの操作用など、そのコンパクトさから出番は多いハズ。
また、この手の変態配列キーボードの登場サイクルはひどく長いため、店頭でチェックしてみて気に入ったのであれば、予備も入手しておくといいだろう。
英語49キー ポケットサイズメカニカルキーボード(中華青軸/赤軸)(914809/914810)
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