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2016年8月26日

自撮りから小物撮影用の照明まで、リングライト付きのスマホレンズを使ってみた

 

 


「スマホ用クリップ式リングライト DN-13639」

 スマホで撮影する。というのは、すっかり当たり前になった。ただ、未だイメージセンサーの性能もあって、暗所には弱いし、より鮮明な写真となるとちゃんとした光源が必要になってしまう。その点をクリップ式のアクセサリーで打開できるというのが、今回の「スマホ用クリップ式リングライト DN-13639」だ。販売価格は税込1,999円。

スマホ向け追加レンズにリング状のライトを合体 自分撮り用ライトから小物撮影用の照明にもなる便利グッズ

 今回のアイテムは、スマホ向けに登場している追加レンズにリングライトを追加したものだ。本体はクリップ+レンズで構成。レンズはマクロレンズとワイドレンズが用意されており、それらを単体で使用することもできれば、リングライトとセットで撮影することもできる。ただし、リングライトを使用する場合はワイドレンズとマクロレンズを併用する必要があるといったものだ。ともあれ、リングライトとワイドレンズ、マクロレンズと3つの使い方ができる。

リングライトは直径約55mm 取り外した状態でも使用できる。この状態だと、よくあるクリップ型の追加レンズだ
ワイドレンズとマクロレンズは、開封時は接続された状態。少しネジが固め

 上海問屋の製品情報ページを見ると、セルフィー向けなノリで紹介されている。LED8基が搭載されており、3段階の光量調整に対応するため、たしかにセルフィー向けだ。色温度は約6500Kで、撮影の場合だとちょっと青くなるのだが、そのあとの画像加工前提であれば、ディティールが明瞭であったり、しっかりと光りが当たっている素材であれば問題はない。セルフィーだけでなく、Instagram用にもいいだろう。

 連続点灯時間は内蔵されているバッテリーで約25分。充電はMicro USBなので、充電しながらでも使用できるため、スマホにセットせずにライトとしても使用できる。そのため、スマホ用グッズだけでなく、小物撮影用の照明にもなるし、PCケース内部をチェックするときの光源にもいい。

色温度6500K前後で、光量は3段階。自撮りの場合は、3段階目だと眩しすぎるため、1段階目が無難 付属品はキャリングケースとレンズキャップ、USBケーブル
充電中でも使用可能

 ワイドレンズは0.65倍でスマホのアウトカメラであれば、より広角になる。マクロレンズは2cm付近までの接写ができるため、運用についてはスマホカメラの拡張的なものだ。いずれも歪みはあるものの、ケラレは生じにくい作りであるため、歪みも含めて楽しむといいだろう。

ワイドレンズ+リングライトで自分の手を撮影してみたもの。スマホは顔のほぼ真正面といった状態なので、どれくらいワイドになるのかの参考になるだろう。またリングライトで明るくなっているが、肌の色がだいぶ青いのも分かる。この部分はあとからの画像加工が必要 マクロレンズでCPUクーラーにあるヒートパイプ先端部を撮影したもの。また、リングライトを手持ちしてライティングしている。リングライトは中央の穴に指を通して持てるため、小物撮影用の照明としてもいい
リングライトだけ使用したもの。内部作業中の光源にもよさそうだ リングライト+ワイドレンズは、ケース内の状況を撮影しておきたいときも便利
屋外の場合、1.5m先までなら十分な明るさを得られる

 リングライトをクリップに取り付けたまま使ってもいいし、リングライトを手に持った状態でレンズをつけて撮影してもOKと、遊べる製品だ。コミックマーケット90では、PCパーツ写真集「 enth.」という、素晴らしいものが出ていたりもしたので、ちょっと自分のPCパーツをかっちょよく撮ってみたいけど、スマホしかないという人にも本製品はオススメ。

 もちろん、途中で触れているようにケース内作業時の光源にもなるため、意外と使い道は豊富だ。上海問屋製品でたまに出てくる、とりあえず持っておこう系アイテムといえるだろう。

スマホ用クリップ式リングライト DN-13639
https://www.donya.jp/item/73648.html

 

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