Messengerデスクトップ版終了　代替は「Web版をアプリのように使う」【Watch+】

Chromeには「アプリとしてインストール」という便利な機能がある

Metaは、WindowsとMac向けの「Messenger」デスクトップアプリを廃止することを10月頃に発表しました。廃止時期は12月14日ということで、既に廃止されています。

筆者としては、仕事中も常時起動していたアプリだっただけに、かなり不便になるのではと感じました。毎回、Facebookを経由してMessengerを開くのは「正直大変」そう思っていたのですが、幸いなことにWebブラウザー経由の「messenger.com」は利用できます。これを使うことでFacebookを経由せずに直接Messengerにアクセス可能になります。デスクトップアプリの代替手段はあるのかと聞かれれば、結論から言えば「ある」と答えられます。

方法は至ってシンプルで、ChromeでWeb版を開き、設定から[キャスト、共有、保存]→[ページをアプリとしてインストール]を選択するだけです。Windowsではデスクトップ上にショートカットが生成されるので、これをタスクバーに置いておくことで、使い勝手があまり変わらずに利用できます。実際に試してみると、ブラウザー内のタブとして立ち上がるのではなく、ウィンドウが独立しているので違和感や不便さはありません。またタブやアドレスバーも表示されないため、視認性もよいです。

なお、Facebookアカウントを持たないMessenger専用アカウントの場合も、アプリを起動するとWeb版にリダイレクトされ、引き続き利用できます。専用アプリが終了すると聞くと不安になりますが、Web版をアプリ化するだけで、これまでとほぼ同じ感覚で使い続けられると感じました。