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山手線内回り、23日から2日間運休。外回りも本数減少

いよいよ、今週末は渋谷駅ホーム拡幅に伴う線路切換工事が始まります。これに伴い、山手線内回りの池袋~渋谷~大崎間が10月23日(土)、24日(日)の2日間運休します。運休区間以外の山手線外回り・内回りは運行されますが、大幅に便数を減らした運行になります。

工事は22日(金)の終電後から、25日(月)の初電までの約52時間にわたって行なわれます。運休時間は、線路切換工事に伴う山手線の運転見合わせとして、JR東日本発足後過去最長の約52時間です。この間、山手線内回りの池袋~渋谷~大崎間で全ての列車が運休となるため、該当区間は列車の利用ができなくなります。これに伴い、近隣の各路線でも通常とは異なる運行となる他、振替輸送も実施されます。

今回の工事では、山手線内回りホームを拡幅するのに伴い、線路の移設が行なわれます。このため、列車を運休しての工事が行なわれることになっています。

山手線外回りも本数大幅減

期間中、山手線内回り列車は、運休区間以外の大崎~東京~池袋間でも大幅に本数を減らして運行されます。外回り列車についても同様で、当日は山手線全般で混雑が発生する可能性があります。

また、山手貨物線の線路を使用した臨時列車も運転します。品川~新宿間での運行で、停車駅は品川・恵比寿・渋谷・新宿です。

京浜東北・根岸線は快速運転を中止し、終日各駅停車での運転になります。埼京線・りんかい線は、新木場~大崎~赤羽間を増発、湘南新宿ラインは通常運転、相鉄線直通列車 新宿~池袋間を延長して運転します。

なお、「JR東日本アプリ」、「Yahoo!乗換案内」、ジョルダン「乗換案内」などの各種サービスでは、運休情報に対応した乗換え案内を提供しています。該当区間を含む経路検索などを行なうと、自動的に運休区間を回避するルートを案内してくれます。

今後は外回りの工事も

渋谷駅で行なわれる線路切換工事は全部で5段階が予定され、今回行なわれる山手線内回りの工事は3段階目となります。今後は、山手線外回りのホーム拡幅が4段階目、山手線外回り線路・ホームの高さを上げる工事が5段階目として行なわれる予定で、2027年度に全ての工事を完了する予定です。