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アドビ、動画生成のRunwayと提携 Premiereなどと連携

アドビは、米Runwayと複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結した。次世代のAIビデオ制作を見据え、Runwayの優先APIクリエイティビティパートナーとなる。

これに伴い、アドビはユーザーに対して、Runwayの最新動画生成モデルへの独占的な先行アクセスを提供する。第1弾として「Gen-4.5」の提供をAdobe Fireflyで開始した。Firefly Proプランユーザーは、12月22日までGen-4.5を無制限で利用できる。

Gen-4.5では、動画の生成において、動きの品質やプロンプトの忠実度など一貫性を保ちながら、ダイナミックで制御可能なアクションを実現する。リアルな挙動や表情豊かなキャラクターの仕草など、複雑なシーンも演出可能。生成した動画はAdobe PremiereやAfter Effects、そのほかのCreative Cloudアプリに取り込んでさらに編集を行なえる。

Adobe Fireflyを皮切りに、両社は今後アドビ製品でのみ利用できるプロ向けのビデオワークフローに特化したAI機能を共同開発する予定。