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「Olive LOUNGE」新宿伊勢丹そばにオープン 駅直結で「オリーブ集合」
2025年12月4日 15:36
三井住友銀行は、「Olive」の世界観をリアルに体験できる新たな場として、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と共同で展開する「SHARE LOUNGE Olive LOUNGE 新宿通」を12月8日にオープンする。2024年5月の渋谷店開業を皮切りに展開を続けるOlive LOUNGEは、今回で10店舗目となる。
Oliveは銀行、クレジットカード、デビットカード、Vポイントなど複数の金融機能を一体化した三井住友銀行のデジタルサービスで、会員数は650万を超える。
新宿通店は、CCCが展開する「SHARE LOUNGE」、スターバックス、三井住友銀行が一体となった複合施設。新宿通り沿いに位置し、新宿伊勢丹に隣接。フロアはB1階から2階で構成され、1階にスターバックス、B1階と2階にSHARE LOUNGEが設けられている。SHARE LOUNGEは合計約140席を備え、B1階の新宿三丁目駅のコンコースと直結する。
営業時間はB1階が7時30分〜22時30分、2階が8時〜22時30分。SHARE LOUNGEの利用料金は1,870円/60分(1日最大6,600円)。アルコール付きプランは2,420円/60分で1日の最大料金は設けられていない。また、1dayチケット(5日分)や、月額60,500円~で使い放題など、多様なプランが用意されている。
SHARE LOUNGE内では、滞在中に自由に利用できるソフトドリンクや軽食を提供するフードカウンターも完備。多様なドリンクに加え、ナッツやスナック、ヴィーガンクッキー、ソフトクリームといったフードも揃っており、仕事や勉強の合間のリフレッシュに活用できる。
また、BluetoothイヤフォンやPCスタンドなどのアメニティも常備する。半個室席には全席でウルトラワイドモニターを設置する。
新宿通店の取り組みとして、Olive会員向けの「専用席」を8席用意。従来のラウンジでは、Olive会員が優先的に利用できる「Oliver's Place」はあったものの、混雑で確保しにくいとの声が多かった。新宿通店ではOliver's Placeは設けない代わりに、事前予約が可能な着席スペースとして専用席を明確化し、休憩や作業に集中できる場を提供する。
Olive LOUNGEでは、「Oliveに興味はあるが使い方が分からない」「申し込んだものの活用できていない」といったユーザーの声を受け、リアルな場で体験や相談ができる環境づくりを重視している。スタッフが常駐し、サービスに関する疑問にも気軽に対応できる体制を整えている。多様な人が行き交う新宿という立地も活かし、情報発信拠点としての役割も担う。
三井住友銀行 チャネル戦略部長 中村裕信氏は、将来的に「オリーブ集合」「オリーブする」といった言葉が街の中で自然に使われるような存在になってほしいとの思いを語った。実際、下高井戸のオリーブラウンジでは、利用者が「今、駅前のオリーブにいる」と電話で話す様子を耳にしたことがあるとし、「地域に定着し始めている手応えを感じた」と述べた。
所在地は東京都新宿区新宿3-14-5。新宿駅東口徒歩5分、新宿3丁目駅 B5出口すぐ。



















