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MacBook Airを買った サムアルトマンと勝負眼  編集部:臼田【ブラックフライデーほしいもの】

11月24日からスタートしたアマゾンの大規模セール「Amazon ブラックフライデー」。食品や家電、ファッション、Amazonデバイスなど多くの製品がセール価格になります。期間は12月1日までの8日間です。

ここでは、編集部員やライターがAmazonブラックフライデーに向けて「ほしいものリスト」に追加した「本当にほしいもの」をピックアップします。「本当にほしいもの」なので、セール価格になっていなくても紹介しています。また、既に購入済みのものを紹介する場合もあります。

Apple 2025 MacBook Air (13インチ, 24GB、512GB)

MacBook Air 13インチの24GB/512GBモデルを買いました。仕事はWindowsですが、プライベートで使うときには気分を変えたいぐらいの気持ちでポチりました。まだセットアップ途上ですが、「AIでアプリ開発」とかはこっちでやろうかなと思っています。メモリ24GB/SSD 512GBモデルが11%OFFの199,800円でした。16GB/512GBモデルは14%OFFの168,000円、8コアGPUの16GB/256GBモデルは15%OFFの139,800円です。

象印スチーム加湿器 4.0L「EE-DE50-WA」

ほんとうはSTANがほしかったのですが、10月末時点ぐらいで各所で売り切れていました。加湿器はスチーム式がいいので象印が第一候補です。

電動昇降デスクがほしい「Flexispot E7H」

コロナ禍突入直後に購入した色々なものが、そろそろ痛み始めています。IKEAの手動昇降デスクを5年ほど使っているのですが、天板の歪みが大きくなってきました。電動昇降デスクに買い替えるならば、定番のFlexispotが良いのかな、と思っています。

ブラックフライデーセールで15%OFFの68,255円。費用的には問題ないのですが、「組み立て」が大変らしいので、躊躇している部分があります。

ニチアス カグスベール 重量用 2個入 2個セット

電動昇降デスクの“ついで”ではないのですが、大型家具の移動が色々大変なので、移動が楽になるという「カグスベール」を導入してみようかとおもっています。セールでも安くなってないですが、1,500円程度ですし。

西川のマットレスとOura Ring 4

Oura Ring 4を使っていますが、この2週間ほど「睡眠時の心拍数が高い」とずっと指摘されています。対策方法が「ストレスをなくしてリラックスしよう」と示されるのですが、どうしていいのかよくわかりません。確かに、2~3時間寝ていると背中のハリを感じて起きてしまうみたいな状況が続いているのでマットレスを追加してみようかなと思っています。

Oura Ring 4は27%OFFの38,800円と私が買ったときよりはかなり安いです(53000円+税でした……)。

藤田晋「勝負眼」が面白い

2026年の社長退任を発表した、サイバーエージェント藤田晋社長の新著です。節目節目で書籍を出してきた藤田社長ですが、本作は、10年目にして黒字化したABEMA(を含むメディア事業が)の裏側だけでなく、ゲーム「ウマ娘」のヒット、馬主としての活躍、Mリーグと麻雀、華やかに見える芸能界の交流、エグゼクティブとのワイン外交、Jリーグ町田ゼルビアへの投資と成功などが、藤田氏の視点から語られます。

創業以来27期連続増と成長を続けるのもスゴいのですが、映画やヒップホップ、麻雀、競馬、サッカーなど“趣味”が大きな“事業”に育っていく背景には、いろいろな“つながり”があることが、明らかにされます。それぞれのエピソードがどれも面白いのですが、自身で執筆していることもあり、当事者しかわからないディテールの“証言”としての力があります。同じ時代にネットサービスやエンタメ界隈を見てきた人は必読です。個人的には、地方出身者ならではのコンプレックスや複雑な思いをにじませる部分も共感するものがありました。

「サイバーエージェントは顔採用しているのか」といったゴシップ?への応答や、「若者を動かすマネジメント」、「撤退戦の難しさ」など、としてもビジネス書としても面白いエピソードが豊富でした。

出版直前には、競馬のダート最高峰「ブリーダーズカップ」で藤田氏が馬主の「フォーエバーヤング」が優勝、出版直後には、藤田氏が社長を務めるサッカーJ1「町田ゼルビア」が天皇杯優勝など、話題作りも驚異的。セールでは別段やすくなるものではないですが、オススメです。

サム・アルトマンの思想を知る

OpenAIのサム・アルトマンの半生を追ったレポートです。

登場人物はだいたい天才なので自分の学びになることはあまりないのですが、サム・アルトマンの驚異的な資金調達力がどこで培われてきたか、超有名研究者たちの諍い、話題になった解任騒動など、なぜこのような成長が実現できたか、いかにしてテック企業と政治が近づいていったのかなど、この数年に「なにが起きたのか」は理解できるはずです。

AGIの実現を目指してスタートしたOpenAIですが、その姿や関わる人々も変化していきます。プラスの影響を生み出すだけでなく、発生するリスクへの対応や政治との関わりも必要になってきます。

そして、この本で語られた時点から、AIの影響や動く資金も拡大しており、混沌としてきています。社会・世界への影響はどこまで増していくのか? この先を予測する際にも、本書は役に立つかもしれません。

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