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S.RIDE、海外の配車アプリと連携 訪日外国人向け

S.RIDEは、海外の配車アプリと連携する新サービスを導入する。26年春より、準備が整った海外配車アプリとの接続を順次開始する予定。

拡大するインバウンド需要に対応した取り組み。海外配車アプリから送られた配車リクエストをS.RIDEのシステムに連携し、提携タクシーへ配信する。訪日外国人は、普段使用している海外配車アプリの操作だけでS.RIDE提携タクシーを手配でき、言語や決済仕様の違いによる負担を軽減できる。

特別な機器の新規設置や大規模なシステム改修は不要なため、導入時の現場負担が少ない点も特徴。タクシー事業者はS.RIDEとの契約のみで海外配車アプリからのリクエストを受け付けられるため、ドライバーは通常のS.RIDE配車と同様の業務を進められる。

26年春の稼働開始後、アジア、北米、欧州など、複数地域のプラットフォームとの接続を段階的に拡大していく予定。将来的にはS.RIDEユーザーが海外渡航時にも現地タクシーを利用できるような、相互連携の可能性についても検討を進めていく。