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日本初の後払い型クリプトクレジットカード「HashPortカード」
2025年11月25日 09:00
HashPortは、日本初となる、ステーブルコインでの後払い決済・還元体験を可能とする「HashPortカード」を11月21日から発行開始した。ナッジとの連携により実現し、初期においては、日本円ステーブルコインJPYCによる決済・還元に対応。今後は対応するステーブルコインを拡大予定。国内の事業者による後払い型クリプトクレジットカードの提供は初としている。
HashPortカードは、「HashPort Wallet」アプリと連携し、ウォレット内のデジタル資産をクレジットカードを介して決済に利用できるサービス。クレジットカードの利用金額は、通常のクレジットカードと同様に後払いとなる。デジタル資産をウォレット内に事前にロックしておく必要がなく、ステーブルコインでも支払いできる。銀行口座からの法定通貨での決済だけでなく、ウォレットからステーブルコインで後払いする体験を選べる点が最大の特徴。
また、決済額に応じた還元が、ステーブルコイン(初期はJPYCのみ)で行なわれることも特徴となる。還元額は決済金額の0.3%。対応ブロックチェーンは、Avalanche、Polygon。
年会費は無料だが、カード発行事務手数料は2,500円。
当初は、Nudgeがカードの発行とステーブルコイン(JPYC)での支払い受付から開始。26年1月には都度送付に加えて、HashPort Wallet内の残高から、利用額相当のステーブルコインの自動引き落としを設定可能とする。将来的には利用額相当のJPYCをガスレスで自動で引き落とす仕組みにも対応予定としている。



