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JR北海道、定期券にプラスαで利用できるサブスク特急券
2025年11月20日 18:35
JR北海道は、定期券の区間内で特急列車の指定券を毎日利用できるサブスク特急券「特急e-Pass」をネット限定で2026年春から発売する。Webサイト上で指定券の予約も可能なためチケットレスで乗車できる。
普通列車用の定期券に料金をプラスして購入することで特急列車を利用できるサービス。定期券は磁気式定期券に対応するほか、KitacaエリアではKitaca定期券が、スマホ定期券の対象区間ではスマホ定期券が利用できる。
設定区間は下記の特急停車駅相互間。いずれも営業キロが200kmの区間に限るほか、各方面をまたがっての利用はできない。
一般用
- 旭川方面:札幌駅~旭川駅間
- 苫小牧、室蘭方面:札幌駅~室蘭駅、洞爺駅間
- 追分、占冠方面:札幌駅~トマム駅間
通学用
- 函館、森方面:函館駅~長万部駅間
- 帯広、釧路方面:新得駅~釧路駅間
- 名寄、稚内方面:旭川駅~稚内駅間
- 北見、網走方面:旭川駅~網走駅間
一般用設定区間に加え下記の区間が対応
販売はウェルネットが運営するWebサイト「JR北海道スマホ定期券サービス」限定。定期券に追加される料金は、一般用の札幌~岩見沢区間で1カ月18,850円、6カ月113,100円。通学用の同区間は1カ月15,720円、6カ月94,320円。参考として、札幌~岩見沢でサブスクを利用せず特急ライラックを利用した場合の指定券料金は1,160円。
なお、「特急e-Pass」で予約可能な列車や座席数、座席位置には制限があり、駅窓口などで指定席に空きがあるように見えても、専用サイト内では座席が空いていない場合もある。


