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南船橋駅近・築56年の団地を大規模マンションに建替え ららテラス裏

完成予想イメージ

若松二丁目住宅マンション建替組合らは、同建替え事業に10月31日に着工したと発表した。従前戸数は576戸で、千葉県の「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」を利用した建替え事業において、千葉県内過去最大規模となる。

野村不動産、三井不動産レジデンシャル、旭化成ホームズ、日鉄興和不動産が建替組合に参画している「若松二丁目住宅マンション建替え事業」。「若松二丁目住宅」は1969年(昭和44年)に竣工した地上5階建、全17棟、総戸数576戸の建物で、建物の老朽化やガス、上下水道、電気といったインフラの劣化、バリアフリー基準への不適合等の問題があることから、2007年頃より管理組合内で建替えの検討が行なわれていた。

2012年に建替え推進決議を可決、2014年に事業協力者の選定を行ない、本格的な建替え検討を推進。2023年3月の一括建替え決議の成立を経て、同年12月に建替組合が設立され、今回の本体工事着工に至った。工期は2期に分けられ、先行工区の竣工は2028年予定。

若松二丁目住宅(従前建物)の所在地は千葉県船橋市若松二丁目4番6(地番)。敷地面積は42,306m2(実測)、延床面積は30,241m2。南船橋駅から見て、駅直結商業施設「三井ショッピングパーク ららテラスTOKYO-BAY」の裏に位置する。

位置図
ららテラスTOKYO-BAYから見た若松二丁目エリア。写真の場所は今回の建替えエリアとは異なる