中国ECの「Temu」、日本の事業者による出品を全面開放

中国系の格安ECの「Temu」は、日本国内の事業者に向けて、「国内販売事業者の募集プログラム」を全面的に開放した。これにより日本の事業者のTemuの出品者の拡大を図る。

Temuは、PDD Holdingsが展開するオンラインショッピングモールで、価格の安さなどから人気を集めきた。25年1月には、招待制で日本の事業者の出品を開始していたが、今回、資格を満たす全ての事業者が参加可能となった。日本国内に登録され、在庫を保有する事業者であれば、Temuへの出店に申し込み、「日本全国の何百万人の新規顧客にアクセスできる」としている。

海外出品者だけでなく、日本からの出品を増やすことで、Temu上の商品を拡大。Temuでは、新規販売事業者の50%以上が、登録後20日以内に初回販売を達成できているとしおり、Temuへの出品が新たなビジネスチャンスにつながるとしている。