HELLO CYCLINGの電動サイクルが停車中に発火　貸出を停止

シェアサイクリングサービスの「HELLO CYCLING」を運営するOpenStreetは、HELLO CYCLINGで展開している特定小型原動機付自転車(電動サイクル)が停車中に発火したことを受け、同型車両の貸出を停止した。

発火した車両は、glafit製の「NFR-01 Sh」。4月5日の午後11時頃に駐輪場に停車していたところ、発火したという。この事象による人的被害や建物への延焼はないが、発火した車種と同型の車両は、全ての車両の貸し出しを停止した。車両とバッテリーの回収を進めており、全台の回収を予定している。

利用再開時期は、原因調査と安全確認が完了次第、改めて告知予定。車両メーカーのglafitが原因調査に協力する。

電動サイクルは、「特定小型原動機付自転車」に分類されるモビリティで、HELLO CYCLINGでは、2輪座り乗りタイプの特定小型原付のシェアリングサービスを展開している。16歳以上であれば免許不要で、車道や自転車道は制限時速20km。道路標識で通行可能とされた歩道は制限時速6kmで通行できる。

NFR-01 Shは、右ハンドルのスロットルで走行可能。車道専用モード(最高速度20km/h)と、歩道可モード(最高速度6km/h)を選択できるボタンを搭載している。航続可能距離は40km。