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グーグル、Gemini Liveにカメラ画像でライブ会話機能 Pixel 9とGalaxy S25から

Googleは7日、「Gemini Live」でカメラに映った画像についてGeminiとライブ会話できる新機能を提供開始した。Pixel 9とSamsung Galaxy S25ユーザー向けに提供開始し、その後全てのGemini Advanced契約者(月額2,900円)向けに展開する。

カメラと画面共有機能付きGemini Liveを本格展開する。カメラを向けるだけでその内容をGeminiが把握し、対話しながら理解を深められる機能で、24年のGoogle I/Oなどで「Project Astra」として紹介していたもの。

Gemini Liveは、45以上の言語でGeminiと会話が行なえるが、Gemini Liveとの画面共有に対応することで、音声やテキストだけでなく、カメラによる映像が活用可能になる。

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具体的には、カメラで引き出しや乱雑なクローゼット、棚などを撮影し、アイテムの分類方法、スペースの活用方法、寄付や廃棄できるものの特定方法などをGeminiがアドバイス。片付け作業中にアドバイスを受けられるだけでなく、視覚的なガイダンスを加えて「整理のパートナー」として活用できる。

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また、物体をカメラで撮影して、Geminiとブレインストーミングしながら、デザイン、創作、工芸などのアイデアを練ったり、故障しているレコードプレーヤーや椅子の直し方をカメラで映しながらGeminiのアドバイスを受けて修理作業を行なうといったことも可能。

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ショッピングや服のコーディネートのアドバイスや、ソーシャルメディアキャンペーンや写真など、仕事や作品に対するフィードバックにも、Gemini Liveの画面共有を活用できるとしている。

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