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マクドナルド、レジ袋有料化へ 長崎で先行導入

日本マクドナルドは、プラスチック製手さげ袋の有料化に向けた取り組みを開始する。4月からは、長崎県の23店舗で1枚につき5円を徴収する。

また、提供用パッケージの再生可能素材、リサイクル素材、認証素材への移行を推進。マックフルーリーの新パッケージの導入を埼玉県の23店舗で行なう。これらの導入による意見や店舗オペレーションを検討し、全国の店舗への拡大も検討していく。また、紙カップを店舗で回収し、リサイクルするテストも東京都の一部店舗で実施する。

レジ袋有料化に関するポスター

これらは、2030年までに店舗・オフィスにおける温室効果ガス排出量を50.4%削減するという中間目標達成のための取り組みの一環。再生可能エネルギーの導入として、全国約350店舗でCO2を排出しない電力を使用。2024年は、店舗における太陽光パネルのテスト設置を拡大し、再生可能エネルギー由来の電力調達を進めるコーポレートPPAの契約締結を検討している。

店舗における省エネとしては、省エネ機器の計画的な入れ替えを実施。2024年は、エアコン使用量を制御するデマンド機器のテスト設置や、全国一部の店舗の駐車場で、DMM EV CHARGEの急速充電器・普通充電器を導入する。急速充電器に関しては、最新モデル90Kwの1基の充電器で、同時に2台のEV車充電が可能なモデルを導入する。