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デジタル庁、マイナカードやアイコンなど画像素材公開 誰でも利用可能

デジタル庁は27日、行政手続きをわかりやすく伝えるための「イラストレーション・アイコン素材」を公開した。マイナンバーカードやQRコードなどの手続きの説明などに誰でも活用できる。

マイナンバーに関連するデジタル手続は専門用語が多く、イラストレーションやアイコンなどを活用して、ひと目でわかりやすく伝える必要があるが、これまで政府として公式に配布する専用の素材がなかった。そのため、地方自治体や民間サービスが独自に素材を作成し、表現が伝え手によってバラバラになる課題があったという。

デジタル庁が誰でも利用できる素材を配布することで、別々の機関が同じものを制作したり、検討する時間を省けるようになる。また、今後、あらたな素材を追加したいというニーズにも対応していく。

素材は、マイナンバーカードや郵便ポストなど、“手続き”方法を伝える「イラストレーション素材」と、行政文脈のコンテンツを伝える「アイコン素材」を用意。イラストは74種類、アイコンは360種類公開している。ファイル形式はイラストがPNG、アイコンはPNGとSVG。

イラスト素材
アイコン素材

著作権はデジタル庁が有するが、クレジット表記なしで利用可能。また、Figma Communityで公開中のデータは、Figma Communityの規定によりCC BY4.0ライセンスが表記される。