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アフラック、130万人分の個人情報流出 チューリッヒは75万件

アフラック生命保険とチューリッヒ保険会社は10日、顧客の個人情報の一部が漏えいしたと発表した。アフラックは「新がん保険」「スーパーがん保険」「スーパーがん保険 V タイプ」加入者の一部で132万3,468人、チューリッヒは「スーパー自動車保険」に過去に加入した人と現在の加入者のうち最大で75万7,463人。

流出の理由は、いずれも「外部委託業者が、第三者からの不正アクセスを受けたことによるもの」。情報流出の経緯の詳細は現在調査中としている。

流出した情報は、姓のみ(漢字、カナ)、年齢、性別、証券番号など。加えてアフラックは、加入の保険種類番号、保障額、保険料が、チューリッヒは顧客ID、車名・等級など自動車保険契約にかかる事項などで、事故の内容などのセンシティブ情報は含まれていないとする。

両社とも金融庁など関係機関へ報告を行なっており、外部業者と協力して調査を進める。また、アフラックでは、流出元となった外部業者ではサーバー上から顧客情報はすでに削除済みとしている。チューリッヒでは、個人情報が漏えいした可能性のある顧客に個別に連絡する。