ニュース

マネーフォワードME 無料版、口座連携数を10件→4件に削減

マネーフォワードは、お金の見える化/家計簿サービス「マネーフォワード ME」で、無料会員の金融関連サービス連携上限数を12月7日10時から変更する。口座連携数はこれまでの10件から4件に削減される。

マネーフォワード MEの金融関連サービス連携は、銀行や証券口座、電子マネーなどのアカウントと連携し、様々な口座やサービスに分散して使ったお金を一括で管理できるようにする機能。マネーフォワードMEの特徴的な機能だが、「データ量増加に伴う保守・運用コストや、API連携にかかるコストが上昇し、無料でお使いいただける内容自体を見直す必要が出てきた」という。今後の安定的なサービス提供や、ニーズに応じた改善・開発を継続的に行なうため、無料会員の金融関連サービス連携上限数を変更する。

そのため、5件以上の金融関連サービス連携を行なっている無料会員に対しては、有料のプレミアムサービス(月額500円、年額5,300円)に移行するか、4件までに登録を絞るよう呼びかけている。プレミアムサービスは連携数「無制限」のまま。また、移行する人には30日間無料のプレミアムサービスクーポンを付与する。

マネーフォワード MEでは、今後も機能強化を予定。プレミアムサービスは、「マンスリーレポートシェア機能」を11月下旬に、「サブスクレポート機能」を12月上旬に提供する。

マンスリーレポート機能は、家族やパートナーへ、毎月の家計状況が分かるマンスリーレポートをPDFファイル化し、任意の方法で共有できる機能。設定しているグループ毎にレポートが発行されるため、必要なグループの状況をPDF化できる。

サブスクレポート機能は、前月に支払いされているサブスクリプションサービスをまとめて一覧化し、レポートとして確認できる機能。「頻繁には使わず契約していることを忘れてしまっていた」「意図せず自動的に契約を継続してしまっていた」など、サブスクリプションサービスの見直しを通し、家計改善に繋げる。

マネーフォワードでは、マネーフォワードMEの今後について、「お金の見える化サービス」として強化するだけでなく、「お金の見える化」をきっかけに、人生を前に進めるようなお金にまつわる改善アクションや課題解決に繋げていける価値を加えていくとしている。