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eKYCと連携し、取引時の顔データを照合する当人認証サービス「LIQUID Auth」
2021年11月16日 18:05
Liquidは、eKYCと連携した当人認証サービス「LIQUID Auth(リキッドオース)」を2022年1月から提供開始する。
事前にeKYCで本人確認書類との一致が確認された顔データと、取引時にスマホ端末などで新たに撮影する利用者の顔データを照合する当人認証サービスで、安心・安全な認証を実現する。ネットバンキングやEC、ATM、オンライン試験、自動入退室管理など、非対面での当人認証が必要な場面での活用を想定している。
経済活動の非対面化が進む一方、実在する企業をかたって個人情報を不正に取得するフィッシング詐欺件数もコロナ禍の1年で6倍近くに増加していることから、本人確認の強化策として導入するもの。
Liquidは、ネット上での契約や口座開設時の身元確認を行なうサービス「LIQUID eKYC」を2019年から提供しており、顔写真付きの本人確認書類と利用者による自撮りの顔写真との照合し、非対面で身元確認を行なっている。
LIQUID Authは、このLIQUID eKYCと連携し、身元確認をした顔データを用いて顔認証を行なう「Auth Face」の手段を提供。身元確認済みの顔データと、取引時に新たに利用者が撮影する本人の顔写真で照合を行なう。照合先のある身元確認済みの顔データは偽造が極めて困難なため、万一パスワードやスマホ端末など他の認証情報が詐取されても、なりすまし不正を防止できるという。
また、LIQUID Authは、スマホ端末を用いた所持認証手段の端末認証とFIDO認証も合わせて提供。Auth Faceを組み合わせることで、セキュリティとユーザビリティのバランスの取れた認証が実現可能できるという。
- オンライン送金
- オンライン決済
- オンライン/対面を問わず、 受験時の認証
- オンライン/対面を問わず、 ライブの予約~当日の参加認証
- スマホによるATMでの引き出し
- 従業員の入退場や勤怠管理
- テーマパークや球場における入退場や場内決済 など
主な活用シーン