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スマホだけでキャッシュレス決済導入。店舗向けQRコード決済アプリ「S!can」

ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)は、店舗でのキャッシュレス決済を手軽に実現するQRコード決済アプリ「S!can(スキャン)」を、12月中に提供開始する。店舗を運営する事業者は、スマートフォンやタブレットに「S!can」アプリをインストールするだけで手軽にQRコード決済サービスを導入できる。

「S!can」は、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールするだけで、QRコード決済サービスを導入できるため、導入にかかる負担を最小限に抑えられるという。消費者がスマートフォンの画面に表示したQRコードを、事業者が「S!can」で読み取ることで決済できるので、レジの設置場所などを気にすることなく支払いを完了できる。

また、SBPSが提供する管理画面でリアルタイムに売り上げを管理、日々の売り上げはグラフで確認できる。複数の店舗を運営している場合でも、店舗ごとに売り上げを集計可能で、事務作業における運用負担を軽減できる。

「S!can」は、サービス展開の第1弾として、銀聯QRコード決済に対応する。

銀聯QRコード決済は、国際カードブランド銀聯が提供しているQRコード決済サービス。現在、中国を中心にアジア太平洋、北アメリカ、中央アジア、中東、アフリカなど24の国と地域における1,000万店近くの店舗や交通機関に導入されているという。

SBPSは、グローバルに展開する銀聯QRコード決済を導入することで、訪日観光客による消費拡大を狙うとしている。今後も「S!can」に対応するQRコード決済サービスを拡充していく。

「S!can」利用の流れ