アンケート
「推し活」年間利用額は1~5万円 最も多かったジャンルはアイドル
2025年11月20日 10:00
11月上旬に実施した「推し活に関する読者アンケート」の回答数は、150件でした。ご協力ありがとうございました。
どのジャンルの推し活をしているかに関しては、「アイドル」が一番多く35件で23.3%という結果になりました。ついで「ミュージシャン・音楽グループ」が33件で22%、「VTuber」が31件で20.7%、「アニメ・マンガ」が30件で20%、「ゲーム」が27件で18%、「スポーツ・格闘技」が25件で16.7%と続きます。
推し活の内容については、「オンライン配信・テレビ鑑賞」が103件で72.5%と、最も多い結果になりました。ついで「現地鑑賞・観戦」が94件で66.2%、「グッズ収集」が78件で54.9%、「SNS」が51件で35.9%、「聖地巡礼」が33件で23.2%、「ゲーム(プレイ・課金)」が32件で22.5%となりました。
年間で利用する金額で最も多かったのは1万円~5万円未満が29件で20.4%、2番めに多かったのは5万円~10万円未満が27件で19%、10万円~20万円未満が21件で14.8%と、1万円~20万円のゾーンが54.2%と半数を占めました。100万円以上は15件で10.6%となりました。
「あなたにとって推し活はどのような存在ですか」という問いについては、「毎日の楽しみ」が65.2%と最も高く、「生活のハリ・モチベーション」が64.5%、「ストレス解消・癒し」が58.2%、「生きがい」が48.2%、「交友関係の広がり」が28.4%と続きます。
情報収集の方法については「X」が86.6%と最も高く、ついで「YouTube」が67.6%、「公式ファンクラブ・サイト」が50%、「Web」が47.9%、「Instagram」が37.3%という結果になりました。
推し活に関して思うことについては、「自由に推し活できる社会になって嬉しい」、「まさか自分が推し活をするようになるとは思いませんでしたが、推しがいるって素敵なことですね」といったポジティブな意見がある一方、「昔ながらの『オタク』という呼び方のほうがしっくりくる。推し活と呼ばれると何かむずがゆい」「グッズのトレーディング販売などに疲弊している」など、昨今の推し活ブームに関する課題点も挙がっています。
このほか、「楽しいのが推し活。義務感や競争心、嫉妬心などなど出てきそうになったら、ちょっと距離を置くのも大事だと思ってる」、「スポーツの結果によっては、こちらが落ち込んでしまうこともあるが、ひとつに入れ込み過ぎず、複数の推しを応援することでバランスを取るようにしている」など、バランスをとって推し活をしている人の回答も集まりました。





