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Meta、キーホルダー型のアバターAIデバイス「Meta Charm」を披露

Metaマーク・ザッカーバーグCEO

Metaは23日(米国時間)、「Meta Connect 2026」を開催し、新型の「VR Glasses」やMeta AI GlassesなどのAI/VR製品を発表した。Meta初のオーディオグラスなども紹介され、26年末までに100種類以上のAIグラスを展開するが、その基盤となるのがAIエージェントの「Muse」だ。

AIグラスを多数発表
VR Glassesを装着するOculus創業者で現在は防衛テックのAndurilを運営するパルマー・ラッキー氏

Museは9月8日に発表したパーソナルAIエージェントで、iOS/AndroidアプリやWebのほか、Mac用アプリも提供されている。日本ではまだ利用できないが、利用者がMuseにタスクを依頼すると、ユーザーに変わってMuseが実行。メール送信や旅行予約などを代行するほか、利用者が示した目標に応じて計画作成を支援し、時間やリソースを調整しながら作業を進める。ブラウザを開いてフォームに入力したり、利用者に代わって交渉するといったことも可能だ。

音声モードに対応し、Museのアシスタントと会話しながら、Museはバックグラウンドでタスクを処理。また、希望する声の調子(速く、遅く、あるいは特定のアクセントなど)を説明するだけで、Museの声を自由に変更できる。

現在は、スマホアプリやMacアプリでの機能提供となっており、Macアプリではコンピューター操作にも対応。Museは、ユーザーの許諾があればMac上のあらゆるアプリを操作でき、コンピュータから離れても、Museがタスクを自動的に処理し続ける。

MuseのMacアプリ

また、アバター機能も今後強化。さらに、数カ月以内に、AIグラスにMuseを搭載し、エージェントの名前を呼ぶだけでハンズフリーでアクセスできるようになる。Museは「見ているもの」に応じて行動できるため、目の前のものを説明する必要はなく、棚にある商品、壁に貼られたチラシなどについて尋ねれば、Museが対応してくれる。

キーホルダー型のアバターAIアシスタント「Muse Charm」

さらにMuseのための新デバイス「Muse Charm」を初披露した。Muse Charmは、Museと会話したりやり取りしたりできるように設計された、キーホルダー(keychain)サイズのデバイスで、リアルタイム音声モデルによるMuseの対話機能とアバターを持ち運べる。

Muse Charm

ワンタップで即座に会話をスタート。本体の指紋センサーをタップするだけで、スマートフォンのロック解除やアプリの起動をすることなく会話を開始でき、AIグラスを装着していない場合、最もスピーディにMuseと会話できるという。12月のホリデーシーズンの出荷を目指しており、「今年後半には、さらに詳しい情報をお伝えする」(マーク・ザッカーバーグCEO)とした。

Museが狙うショッピング改革

また、Meta Connectのデモで強調したのが「ショッピング」対応。Museでは当初からStripeによる決済をサポートし、Museにショッピングを任せる提案をしていたが、先日はShopifyとの連携を発表し、Shopifyを使ったECサイトであれば、全ての商品カタログへアクセスできるようになる。

今回、Museのショッピング機能強化に向けて、ウォルマート、ベストバイ、American Eagle、DICK'S Sporting Goods、Fanatics、GAP、マイケル・コースなどに対応すると発表した。さらに、決済手段としてShop PayとPayPal、トラベル関連ではExpedia、グロッサリーのInstacartなどに対応。今後はNotionやGitHub、Boxなどと連携していく。

MetaAI責任者のAlexander Wang氏は、「次世代のショッパー」としてMuseのショッピング対応強化を説明。エージェントコマースの最前線にMuseを位置づけている。なお、AmazonがMuseからのアクセスを禁止したとも報じられている。

Meta AI責任者のAlexandr Wang氏

Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、Museが中核となりパーソナルスーパーインテリジェンスを皆に届けると強調した。