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寺院・神社にキャッシュレス決済を 「おまいりPay」活用

NTTデータとバリューデザインは、寺院・神社専用キャッシュレス決済「おまいりPay」と対面決済総合サービス「ADAPTIS In-Store」を組み合わせた、寺社窓口に特化した決済環境を提供開始した。鎌倉大仏殿高徳院から本格導入する。

キャッシュレス決済の普及や訪日外国人旅行者の増加に伴い、寺社でもキャッシュレス対応へのニーズが高まる一方、利用履歴から宗教的な行動が推測される可能性があるため、「信教の自由」や利用者保護に配慮した仕組みが求められている。

おまいりPayは、京都仏教会監修のもと開発された寺社専用キャッシュレス決済。一般的な商用決済とは区別した仕組みを採用するほか、利用した寺社の個別名称を決済事業者へ開示しないなど、聖俗の分離や信教の自由に配慮する。

また、加盟寺社の限定や利用額の上限設定により過大な決済を抑止し、売上管理や決済管理のデジタル化によって寺社の事務負荷軽減と運営効率化も支援する。

ADAPTIS In-Storeは、NTTデータが提供する対面決済総合サービス。クレジットカード決済のほか、インバウンド向け決済やQRコード決済など、国内で利用される幅広い決済に対応し、豊富な端末ラインアップにより、さまざまな決済シーンで利用できるという。

今回の決済環境では、おまいりPayのPOS機能で登録した品目情報を、ADAPTIS In-Storeに決済情報として自動連携する。これにより、決済端末側での登録操作が不要となり、寺社窓口での業務を効率化できる。

おまいりPayのPOS機能も拡充し、在庫管理、バーコード入力、御朱印受付などの機能を追加。多くの授与品を取り扱う売店や御朱印受付所で、在庫管理や受付業務の効率化を見込む。

機器構成

まずはクレジットカードからキャッシュレス決済の対応を開始し、今後は交通系ICカード、QUICPay、iD、楽天Edy、WAON、nanacoなどの電子マネーや、銀聯などへの対応も予定する。

同決済環境は、7月25日に銀閣寺(慈照寺)の拝観受付で先行導入されており、本格導入となる鎌倉大仏殿高徳院では、キャッシュレス決済を新たに導入する。両社は今後、全国の寺社への展開を視野に取り組みを進める。