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Stripe、AIモデルゲートウェイのOpenRouterを買収
2026年8月21日 07:30
決済プラットフォームを展開するStripeは19日(米国時間)、AIモデルのゲートウェイやルーティングプラットフォームを提供する「OpenRouter」の買収に合意したと発表した。
OpenRouterは、80社以上のプロバイダーによる400以上のAIモデルを、タスクに応じて自動的に振り分けることで、企業のトークン利用の最適化(トークンルーティング)を支援するサービス。Stripeの決済プラットフォームとOpenRouterを連携することで、コストを最小化しながら、収益とAI活用による成果を最大化する仕組みを構築していくという。
Stripeでは25年に「Token Billing」などのプロダクト提供を開始し、企業のトークンコストを最適化し、効率的なトークンルーティングを支援してきた。トークンの最適化はコスト削減に加え、各タスクにどのモデルを使うか、どの速度と価格で処理するかなど、考慮すべき変数は多岐にわたり、価格改定も多いことから、課題はより複雑になっているという。
OpenRouter は、AIへの各リクエストを動的に評価し、タスクの複雑さや価格、速度、信頼性などに基づいて最適なモデルへ振り分けるプラットフォームを構築済みで、NVIDIA、Zoom、Lovableなどの企業が利用している。Stripe 共同創業者のパトリック・コリソンCEOは、「トークンは、AIを活用して事業を構築する企業にとって『基軸通貨』のような存在。限られたコンピューティング資源をいかに有効活用するかが、現実世界における経済的な可能性を左右する。StripeはAIのための金融インフラを構築しており、OpenRouterとともに、企業がリクエストを適切にルーティングし、トークンを効率的に利用できるようにすることで、収益性を最大化できるよう支援していく」と買収の狙いを説明している。
