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「空なのに使えない」防ぐ宅配ボックス 長期占有を通知で抑制
2026年8月18日 17:06
グラモは、集合住宅向けIoT宅配ボックス「グラモ宅配ボックス」を法人向けに発売した。荷物が入っていないのに施錠されて使えない「空占有」(空押さえ)や、入居者の取り忘れなどでボックスがふさがる「長期占有」を防止する。
グラモ宅配ボックスは、集合住宅の宅配ボックス運用で課題となる空占有や長期占有の解消を図る製品。空の状態では施錠できない構造や、着荷通知、遠隔管理機能などを備える。
空占有対策では、解錠できる鍵を入居者自身が登録した鍵に限定し、空の状態では施錠できない構造を採用。宅配業者は、空きボックスに部屋番号を入力して荷物を預け入れる。センサーが空の状態を検知している間は施錠できないため、空のままボックスが使えなくなる事態を防ぐ。
鍵はスマホ、カードキー、暗証番号から入居者が登録でき、宅配ボックスやメールボックスの解錠に利用できる。グラモ製スマートロックの導入物件では、宅配ボックス、エントランス、部屋を共通の鍵で利用できる。
長期占有対策としては、荷物が預け入れられると入居者へ自動で着荷を通知する。受け取りがない場合は定期リマインドを自動送信し、取り忘れや放置を防ぐ。
同社のAIエージェント搭載スマートホーム機器「ナインドット」導入物件では、荷物が届くとスマホアプリや室内端末で通知を受け取れる。室内ではAIエージェント「グラモン」が音声で着荷を知らせるほか、集合玄関機で顔認証した際に着荷を画面に表示し、そのまま宅配ボックスを解錠して荷物を受け取れる。
管理会社向けには、遠隔管理システム「GSMS(Glamo Smart Management System)」を用意。全ボックスの稼働状況をリアルタイムで確認でき、「開かない」「鍵をなくした」といった問い合わせにも、遠隔での状態確認、解錠、鍵の再発行で対応できる。入退去時の鍵登録や消去も自動で同期する。
ラインナップは、宅配ボックス単体2モデルとメールボックス複合機5モデルの全7モデル。荷物の取り出し方向は、前入れ前出しと前入れ後ろ出しの2タイプをそろえる。IPX4相当の防水仕様で、屋外設置にも対応する。




