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AIエージェントへの“過度な期待”とリスク ガートナーが指摘
2026年8月6日 14:42
ガートナージャパンは、AIエージェントなどのテクノロジートレンドを取り上げた「日本における未来のデジタル・ワークプレースのハイプ・サイクル:2026年」を発表した。
ガートナーの「ハイプ・サイクル」は、テクノロジーやアプリケーションの成熟度や普及度などを図示し、時間経過による進化を視覚的に表したもの。デジタル化される労働環境やAIにフォーカスした2026年版は、日本の労働環境の変化を背景に、生成AIの進化による生産性向上やイノベーションの促進などに注目している。
ハイプ・サイクルの関連トレンドとして挙げられているのは、AIエージェントの進化と浸透、ビジネス部門でのAI活用の本格化、中途採用比率の増加といった人材活用の多様化など。
AIエージェントは企業変革への期待が高く、より自律性の高い技術が開発される一方、オフィスだけでなく工場や店舗など、よりリスクの高い“前線”へ拡大しつつあり、ガバナンス整備の必要性も指摘されている。
ビジネス部門でAIの活用が本格化する背景としては、ソフトウェアのSaaS化、ノーコード・ツールの進化、IT部門の人員逼迫などが挙げられている。一方、会社に無断でAIを業務に使う「シャドーAI」によるリスクの増加といった、ガバナンス上の新たな課題も生まれている。
中途採用比率の増加は、従来の新卒中心の長期雇用から、その時々の経営課題に合致する社内外の人材を機動的に求める方向へシフトしつつあると説明。デジタル・ワークスペースにおいては、従業員のタスク支援だけでなく、中途入社スタッフが職場に馴染むための支援や元社員(アルムナイ)との協業など、さまざまな人材支援が重要になるとしている。
