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クラウドフレア、AIエージェントに“身元と財布”持たせる新機能

Cloudflare(クラウドフレア)は4日(米国時間)、AIエージェント向けの本人識別情報(ID)と決済機能を提供する「Cloudflare Wallets」と「cloudflare.pay」を発表した。Cloudflare上で動作するAIエージェントに固有のIDを関連付け、所有者が設定した制限内でオンライン購入を行なえるようにする。

Cloudflareアカウントには、それぞれ固有のWebアドレスが付与され、安定したIDとして機能する。このIDを特定のAIエージェントにも関連付けることで、AIエージェント自身のIDとして利用できる。これにより企業側は、受け取った依頼が誰によって承認されたものかを確認できる。

Cloudflare Walletsでは、人間のアカウント所有者向けに「Account Wallet」を提供する。Account Walletは中央残高として機能し、ステーブルコインの受け取り、保管、管理に対応する。ユーザーはここから、AIエージェントごとに「Virtual Wallet(仮想ウォレット)」を割り当てられる。

Virtual Walletでは、利用可能額の上限、利用を許可する販売者、1回あたりの最大取引額を設定できる。AIエージェントはVirtual Walletを使い、オンライン上のサービスやリソースを購入できる。

背景には、AIエージェントの本人確認の課題がある。AIエージェントがWeb閲覧やAPIへの問い合わせ、購入手続きなどを行なう一方で、企業側には、正規のユーザーが使う代理AIか、不正なプログラムかを確実に判断する方法がないという。

Cloudflare Walletのハンドル予約は開始されており、入出金やVirtual Walletの発行を含む完全なアクセス機能は、数カ月以内に提供する。