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弥生、デジタルインボイス送受信に対応

弥生は、インボイス制度に対応した「デジタルインボイス送受信」機能を提供開始した。これにより、請求書の発行から会計業務への連携まで、業務プロセス全体で一貫したデジタル化を実現できるという。

弥生は、請求書などの証憑をデジタルデータとして一元管理できる「スマート証憑管理」を1月から提供開始。弥生の会計や商取引製品との連携を通じ、インボイス制度への対応を進めている。今回、「スマート証憑管理」に新たに「デジタルインボイス送受信」機能を搭載し、事業者の業務負担を軽減する。

同機能により、得意先から受領した請求書や納品書などの証憑をクラウド上で保存と管理ができるほか、デジタルインボイスでの請求書データ送受信も可能となる。請求情報を「スマート証憑管理」に取り込み後、弥生の会計ソフトウエアに連携することで、仕訳連携、仕入税額控除の計算をシステムが行なうため、業務効率化につながるという。

「スマート証憑管理」は、弥生シリーズを利用中のユーザーであれば追加費用無しで利用可能。「弥生販売」や「Misoca」で作成した請求書を、スマート証憑管理経由でPeppol(ペポル)を利用し、デジタルインボイスとして取引先に送信できる。

Peppolを利用し送受信した請求書の控えは、電子帳簿保存法第7条(電子取引)の要件に基づいてスマート証憑管理に保存。また、取引先からPeppolを利用して送信された証憑をスマート証憑管理で受領し、弥生の会計ソフトウエアへの連携も可能となる。

Misoca、弥生会計ソフトウエアでは10月24日から対応を開始、弥生販売 24 +クラウドでは10月26日から対応する。