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横浜 みなとみらい~山下公園・中華街で電動キックボードシェア

横浜市は、横浜港の回遊性向上に向けた電動キックボードの社会実験を、1月18日から7月31日まで実施。赤レンガ倉庫、横浜大さん橋等に電動キックボードシェアのポートを設置する。

対象エリアは横浜市西区、中区の一部。ポートは赤レンガパーク、大さん橋、帆船日本丸・横浜みなと博物館、ナビオス横浜、横浜ハンマーヘッド、カハラホテルで、順次拡大予定。走行エリアにジオフェンスが設定されており、ジオフェンスから出るとアクセル操作ができなくなる。

実験エリア図

利用料金は最初の60分が900円、以降60分毎800円。新事業特例制度による特例措置として、ヘルメット着用は任意とするほか、車道に加え、自転車道、普通自転車専用通行帯および一方通行だが自転車が双方向通行可とされている車道の走行を可能とする。歩道の走行は不可。

乗り捨ては不可で、借りたところに返却する必要がある。ただし、借りた場所と違うステーションに一時駐車はでき、各ステーションにはベイスクーター専用の立ち寄り駐車スペースが設けられている。

利用には普通運転免許証が必要で、原動機付き自転車の免許証では利用できない。また、利用にはアプリの登録が必要。

使用する機体は「Segway Ninebot Max Plus」で、最高速度設定は15km/h、航続距離は55km、最大積載重量は100kg。運営主体はeBoard。

横浜市は観光による市内経済の活性化を推進しており、その一環としての横浜港の回遊性向上に向けた取り組みで、今回の社会実験はeBoardが2021年12月17日に経済産業省の「新事業特例制度」の認定を受けて実施するもの。観光に訪れた人がより快適に周遊できるよう、横浜を代表する観光地や賑わい施設を発着点として実施する。