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東京 八重洲再開発で大規模バスターミナル。散在するバス停を集約

整備イメージ

UR都市機構と京王電鉄バスは18日、八重洲バスターミナルの整備・運営に関して、基本協定を締結。京王電鉄バスは、八重洲地区再開発で段階的に完成する3地区のバスターミナルを、UR都市機構から順次賃借した上で、一体的に運営する。

東京駅前(八重洲地区)における3地区の第一種市街地再開発事業にて整備され、UR都市機構が取得を予定している(仮称)八重洲バスターミナルの整備・運営に関するもの。国内最大規模(20バース)のバスターミナル整備による、交通結節機能の強化、利便性の向上を目指す。

現在は、東京駅周辺(八重洲側)では各方面に向かう高速乗合バスや空港連絡バス等の発着する停留所が、駅前交通広場内では充足できず道路上に散在。鉄道等との乗換えが不便であることや、道路上での乗降により円滑な車両交通及び歩行者通行が妨げられている等の課題がある。

この課題に対し、国土交通省、東京都、中央区により、八重洲側の民間開発にあわせてバスターミナルを整備し、路上のバス停留所の乗降スペースを集約する検討が進められてきた。

当該バスターミナルが整備されるのは、八重洲地区 第一種市街地再開発事業における「東京駅前八重洲一丁目東B地区」(2025年度竣工予定)、「八重洲二丁目北地区(A-1 街区)」(2022年8月竣工予定)、「八重洲二丁目中地区」(2028年度竣工目途)の3地区。UR都市機構は、バスターミナル整備事業の実施主体として、各市街地再開発組合から当該バスターミナル部分を順次取得する。

位置図

バスターミナル施設の位置は、東地区、北地区、中地区のそれぞれ地上1階・地下1階および2階。占有床面積は、東地区が約6,000m2、北地区が約7,000m2、中地区が約8,000m2で、合計約21,000m2

バスターミナル内には、案内カウンター・発券機、待合ラウンジ、商業施設・コインロッカー、トイレ・パウダールーム・授乳室、事務室・防災備蓄倉庫を導入予定。

また、自動放送やデジタルサイネージによる案内機能を導入。そのほか、壁一面の大きなサインパネル、ひとつながりとなった天井のライン照明、床の誘導点字ブロックなどによる、あらゆる利用者に直感的にわかりやすいデザインを目指す。

今後のバスターミナル開業のスケジュールは、2022年8月の北地区竣工にあわせて開業予定。その後、2025年度に東地区、2028年度に中地区で開業し、中地区開業をもってバスターミナル全体開業となる。

京王バスは、乗り入れ事業者のニーズを踏まえた公平な運営をするとし、高速バスの利用や他の交通手段との乗り継ぎをスムーズにつなぐストレスのない空間をつくり、利用者本位で効率的なバスターミナル運営に努めるとしている。